クリアしおりの作り方|クリアしおりの概要からノベルティとしてのメリットまで解説
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
ノベルティグッズは、自社の宣伝に役立つツールです。ノベルティグッズのなかでも「しおり」は従来から人気があり、コストも抑えられます。最近は「クリアしおり」は安価で目新しいツールとして人気があり、内製も可能です。この記事では、クリアしおりについて解説します。自社のノベルティグッズを制作する際の参考にしてください。
しおりとは?
「しおり」とは、紙や布、革などで作られた書物に挟んで目印とするものです。説明本や手引きなども「しおり」と呼びますが、この記事では、書物などに挟む「しおり」ついて解説を進めます。
しおりのメリット
小説やビジネス書、書きかけのノートなど、読書や作業を一旦中断して、後で続きを読んだり、執筆を進めたりするときに便利なアイテムが「しおり」です。借りた本でもダメージを与えずに目印をつけられるため、借りたままの状態で返却できます。本やノートの端を追ったり、印を付けたりすることに抵抗がある人におすすめです。
しおりの基本タイプは2つ
しおりには基本的に2つのタイプがあります。1つはスタンダードタイプで、もう1つがクリップタイプです。スタンダードタイプとは、本に挟んで利用する一般的なしおりを指します。本やノートにダメージを与えないことが特徴です。
- スタンダードタイプ
- クリップタイプ
クリップタイプは、本や資料の上部に挟んで使うしおりです。クリップで挟んで位置を固定するため、しおりが落ちるデメリットを軽減できます。ただし、本や資料などに挟み痕が残るケースがあり、本の状態が気になる人にはデメリットになります。また企業によっては独自の形状を開発し、お客様のニーズに沿ったアイテム提案をしています。大同至高ではオリジナル形状を開発し、お客様から高い評価を得ています。
しおりの素材
しおりは、多種多様な素材でできていて、素材の雰囲気を楽しんだり、凝ったデザインのしおりを収集したりする人もいます。一般的な素材は、紙素材や紙素材を加工したものです。紙素材は、普通紙であっても、光沢があったり落ち着いた質感に仕上げられたりしたものがあります。
クリア素材は、クリアファイルと同じものや、ペットボトルを再生した再生PETが使われているため、環境配慮のアピールも可能です。この他にも、木製や革製、金属製などもあります。この記事では、クリア素材で作成するしおりについて解説します。
クリアしおりの主なメリット
クリアしおりには、他の素材にはないメリットがあります。主なメリットは次の6つです。
【クリアしおりの6つのメリット】
- 透明で耐久性があり紙素材よりも丈夫
- 自社で制作することも可能
- さり気なく社名や商品名を長期間アピールできる
- サイズが自由自在に調整できる
- 安価なのにインパクトがあるためコストパフォーマンス高い
- 多種多様なデザインでの制作が可能でありオリジナリティのあるしおりを作れる
クリアしおりの作り方
クリアしおりは、ノベルティとしても人気があるグッズです。ここでは、自分で作れるクリアしおりの作り方を紹介します。ノベルティを考える参考にしてください。
材料を準備
クリアしおりを作るためには、次のような材料が必要です。
【クリアしおりに必要な材料】
- ステッカー印刷用紙
- :印刷用紙によってできあがりが異なります。透明タイプや保護フィルムつきが人気です。
- プラバン
- :プラバンとは薄く伸ばしたプラスチックの板であり、透明感を保つ厚みは0.2mm程度です。プラバンの厚みは薄い方が仕上がりは良くなります。
- クリアパック(透明袋)
- :完成したクリアしおりを入れる透明な袋あり、しおりの保護にも役立ちます。
- リボン
- :リボンはクリアしおりの目印です。
ツールを準備
スムーズに作成するために、必要なツールも準備しておきましょう。
【クリアしおり作成ツール】
- パソコン
- :形状やデザインを作成する。
- プリンター
- :パソコンでデザインしたものをプリントアウトする。
- 定規
- :ステッカーなどを切り取る。
- タオル
- :保護フィルムを圧着させる。
- カッターナイフ(大型)
- :ステッカーを切り取る
- 穴あけパンチ
- :リボンの穴あけ。
- はさみ
- :形状を整える。
ステッカー印刷用紙に印刷
材料とツールが準備できたら、パソコンでしおりのデザインを制作します。クリアしおりは、透明であることが大きな特徴なので、余白に余裕をもって、特徴を活かしたデザインを心がけましょう。両面印刷も可能であるため、裏面に工夫することでデザイン性がよくなります。できたデザインはプリンターでステッカー印刷用紙に印刷します。
保護フィルムを貼る
ステッカー印刷用紙には、印刷を保護するための保護フィルムがついています。説明書を参考に保護フィルムを貼りましょう。保護フィルムを貼る前に、印刷したステッカーに、ホコリなどがついていないか確認することが大事です。
保護フィルムを貼った後は、ホコリなどは除去できません。保護フィルムは、空気を入れないことがポイントです。定規などを利用して慎重に貼り付けましょう。
保護フィルムをタオルで圧着させる
保護フィルムを貼り付けるだけでは剥離しやすくなるため、しっかりと圧着させます。タオルなどの柔らかい布で、ゴシゴシとこすると圧着しやすくなります。保護フィルムに傷をつけないことがポイントです。
ステッカーを切り取る
プリントして保護フィルムを圧着させたら、デザインに合わせてステッカーを切り取りましょう。カッターナイフで丁寧に切り抜きますが、カッターマットを敷いておくと切り取りやすくなります。保護フィルムを貼っている分の厚みがあるので、少し力を入れなければなりません。カッターナイフの刃で怪我をしないように、注意しながら切り取ってください。
プラバンに貼り付ける
次に、切り取ったステッカーをプラバンに貼り付けます。プラバンとは、プラ版ともいいますが、薄いプラスチックの板のことです。プラバンにホコリや指紋などがついていないか確認しましょう。もともと傷があるプラバンは、傷の部分を避けて使用します。保護フィルム同様に、空気が入らないように貼り付けるのがポイントです。
プラバンを切り抜く
プラバンを切り抜くには力がいるため、刃が折れにくい大型のカッターナイフを使用することがおすすめです。カッターナイフの刃で怪我をしないように慎重に切り抜きましょう。最後に入れるクリアパックよりも少しだけ小さめに切り取ることがポイントです。
クリアパックに入れてリボンを結ぶ
プラバンは擦れて微細な傷がつくと白くなるため、保護するためにクリアパックに入れるようにしましょう。クリアパックは入れるだけで見栄えが良くなり、顧客に丁寧な印象を与えられます。最後にリボンを結んで完成です。クリアパックが白くなれば、クリアパックを入れ替えるだけで長く綺麗な状態でクリアしおりを使えます。
クリアしおりをノベルティに選ぶメリット
ここでは、ノベルティとしてクリアしおりを選ぶメリットを解説します。
丈夫で長く使ってもらいやすい
デザインが多種多様であり、コストパフォーマンスに優れています。耐久性も高いため、顧客に長く使ってもらいやすいことが大きなメリットです。顧客が長く利用すれば、自社や商品をアピールできます。
小ロットでの発注がしやすく在庫の管理もしやすい
小ロットで発注しやすく、小さいノベルティであるため、場所を取らずに在庫管理できます。UVオフセット印刷やUVインクジェット印刷で制作できるため、簡単に制作できて綺麗に仕上がります。
クリアしおりの価格相場
クリア素材の種類 | 500枚 | 1,000枚 | 5,000枚 | 10,000枚 |
---|---|---|---|---|
PET300μ | 12万円程度 | 12万円程度 | 13万円程度 | 15万円程度 |
PET200μ | 10万円程度 | 10万円程度 | 11万円程度 | 12万円程度 |
白引き(上記に追加する価格) | 2~3万円程度 | 2~3万円程度 | 2~3万円程度 | 2~3万円程度 |
※制作会社によって料金は異なるため、あくまでも目安としてください。
サイズが異なっても同一料金で制作するケースが多いため、特別なサイズや形状以外は追加料金が発生しません。枚数が増えても、価格に大きな差がないことが特徴です。
まとめ
しおりは、制作しやすく、受け取った人にも喜ばれるノベルティグッズです。これまでは紙のしおりが多い傾向がありましたが、最近では綺麗で耐久性が高いクリアしおりが注目されるようになっています。コストパフォーマンスが高いことも大きな特徴です。
大同至高株式会社では、デザインから依頼できて、完全オリジナルのクリアしおりを制作できます。商品サンプルやカタログ、見積もりは無料なので、ぜひご相談ください。