箔押し加工・印刷のデザインを決めるポイントとは?注意点も解説

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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
箔押し加工・印刷は、ノベルティに高級感や特別感を出したい場合に有効です。ただし、どのようなデザインでも対応できるわけではなく、表現しにくいデザインも存在します。

この記事では、箔押し加工・印刷のデザインを取り入れる際に注意したいことや、よいデザインにするためのポイントを解説します。箔押し加工・印刷のオリジナルグッズを作成したい人はぜひ参考にしてください。

目次-マーク 目次

  1. 箔押し加工・印刷ってどんなもの?
  2. 箔押し加工・印刷のデザインを考えるときの注意点
    1. 表現できないデザインがある
    2. 線が細い場合にかすれることがある
    3. 線と線の間が潰れることがある
    4. 箔が剥がれることがある
    5. 用紙によっては箔押しに不向きなものもある
  3. 箔押し加工・印刷をデザインするときのポイント
    1. 線の幅を太めにする
    2. 抜き幅をしっかりとる
    3. 箔押し加工・印刷をする位置は折り目から離れた場所にする
    4. 箔押しサイズを正しく測る
    5. 箔押し加工・印刷に適した用紙を選ぶ
  4. まとめ

箔押し加工・印刷ってどんなもの?

箔押し加工・印刷ってどんなもの?

箔押し加工・印刷とは、金箔や銀箔などの箔を、プレス機を用いて熱と圧力で転写する印刷手法です。箔のフィルムをそのまま熱で転写することから、ホットスタンプと呼ばれることもあります。

箔押し加工・印刷は、箔の厚みや質感などの選択肢が豊富で、多彩な見た目を表現できることが特徴です。例えば、メタリック感のあるツヤ箔、マットな見た目のケシ箔、クレヨンのような質感の顔料箔、角度によって見え方が変わるホログラム箔などがあります。

箔押し加工・印刷は、紙袋や雑誌の表紙などの紙製品だけでなく、革製品、プラスチックなどさまざまな素材に印刷できることもポイントです。

詳細は下記の記事をご覧ください。

箔押し加工・印刷のデザインを考えるときの注意点

箔押し加工や印刷のデザインを考えるうえで、注意したいポイントを5つ解説します。

表現できないデザインがある

箔押し加工は、金箔や銀箔をプレス機で押して加工する性質上、表現できないデザインがあります。例えば、背景が透けるように表示される透明効果や、色を段階的に変化させるグラデーションなど、ニュアンスを出すデザインは不得意です。

また、2色以上のカラーを用いたり、濃淡差を出したりすることもできません。その他、箔押し箇所を白いフチで覆ったり、ベタ印刷の上に箔押し印刷したりすることもできないため注意しましょう。

箔押し加工・印刷のデザインデータは、加工されていないシンプルな1色で作成することが大切です。

線が細い場合にかすれることがある

デザインの文字や柄の線が細い場合、かすれてしまったり、箔が押せなかったりすることがあります。箔押し製品の制作会社が線の幅に規定を設けている場合があるため、事前に確認しておきましょう。

幅の太さの規定を確認したら、ものさしツールや線ツールなどを使用して計測します。デザインが不自然にならない範囲で、文字や柄を使用する線をできるだけ太めにしておくと、失敗が少なくなります。

線と線の間が潰れることがある

デザインの柄や文字が細かい場合、線と線の隙間の「抜き幅」が狭いと、柄が潰れてしまうことがあります。抜き幅は1mm以上にするなど、制作会社によって規定を設けている場合があるため、線の太さと合わせて確認してください。

画数が多い漢字やデザインが細かいロゴの箔押し加工・印刷を依頼する場合は、必然的に抜き幅が狭くなるため、サイズを大きくする必要があります。また、フォントの種類によっても潰れやすくなる場合があるため注意しましょう。

箔が剥がれることがある

折り加工のある紙袋や冊子などに箔押しする場合、折り目と箔が重なっている部分が剥がれやすくなります。折り目の上に箔押し加工を行うことは避けましょう。制作会社によっては折り目の上に箔押しできないよう規定していることもあります。

また、メンバーズカードなどのツルツルした素材の表面に広範囲で箔押しを行うと、箔が大きく剥がれたり、細かい傷がついたりするため注意が必要です。箔押しは高級感を演出できる分、剥がれると目立ちやすいことを覚えておきましょう。

用紙によっては箔押しに不向きなものもある

台紙にする用紙のなかには、箔押し加工や印刷に不向きなものもあります。デザインの文字や柄を適切にしていても、用紙との相性が悪いとかすれや転写不良につながることがあるため注意が必要です。

特に、ざらざらした質感の用紙を使用すると、箔押し加工のデザインの再現性が低くなることがあります。また、カードのようにつるつるした用紙も剥がれやすくなるため、長期的に見ると箔押しには不向きといえるでしょう。

箔押し加工・印刷をデザインするときのポイント

箔押し加工・印刷をデザインする際の注意点を踏まえ、よいデザインにするためのポイントを解説します。

線の幅を太めにする

線の幅をできるだけ太くすることでかすれや転写不良を防ぎ、くっきりと印刷することが可能です。線の幅は依頼する会社によって最低ラインが異なるため、あらかじめ公式ホームページなどで確認しておきましょう。

また、文字をデザインに入れる場合、フォントの種類によってかすれが出やすいものもあります。明朝体やセリフ体などの線が細い部分のある文字は、かすれが出やすいため注意しましょう。ゴシック体をはじめとする文字幅が均一なものが、箔押しのデザインに適しているといえます。

抜き幅をしっかりとる

文字と文字の間の抜き幅をしっかりとることで、文字が潰れて見えなくなることを防げます。線の幅を太くしたことで抜き幅が狭くなる場合は、全体的に文字サイズを大きくして抜き幅を調整しましょう。また、画数の多い文字やフォントの種類によっても潰れてしまうことがあります。

きれいな線を出したい場合は、抜き幅をしっかりとり、文字同士の距離を適切に設定することが大切です。箔押し製品を依頼する会社によっては、抜き幅も指定されていることがあるため確認しておくとよいでしょう。

箔押し加工・印刷をする位置は折り目から離れた場所にする

紙袋や箱などの折り目がある製品に箔押しを行う際、折り目部分は避けて加工・印刷を行いましょう。折り目の位置を避けることで、箔押し加工が剥がれるリスクを防げます。箔押しが剥がれると高級感が半減してしまうため、印刷場所には注意が必要です。

箔押しサイズを正しく測る

デザイン全体のサイズを正しく測り、用紙にしっかり収まるか確認しましょう。斜めのデザインの場合、一番外側の角をつないだ縦×横の総面積を出します。また、線の幅が太いものは、線の幅の外側が箔押しサイズに入るよう測定することも大切です。

箔押し加工・印刷に適した用紙を選ぶ

箔押し加工や印刷には、上質紙、マットポスト、アートポストなどが適しているとされています。マットポストは光沢を抑えたマットな質感のある厚手の塗工紙、アートポストは光沢のあるつるつるとした質感の厚手の塗工紙です。マッドポストやアートボストは、雑誌の表紙やポスターなどに多く使用されています。

その他の用紙でも箔押し加工や印刷は可能ですが、再現性を高めるには表面がなめらかな用紙を使用することがおすすめです。使いたい素材が箔押しに適しているか、事前によく確認しておきましょう。

まとめ

箔押し加工・印刷のデザインを考える際は、シンプルな1色のみでデザインを作成することや、箔押しに適した用紙を使用して再現性を高くすることが大切です。印刷手法が特殊な箔押し加工は、注意点をしっかり把握してからデザインを作成しましょう。

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