【同人イベント】スペース設営のコツ|NG事例も紹介

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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
同人イベントに出品者として参加する場合、イベント当日は一般参加者よりも早く会場入りして販売スペースを設営します。スペースの出来不出来によっては商品の販売量に大きな差が生じる上、時間までに設営が終わらなければ、せっかくのお客さんを逃しかねません。サークル参加者として入場する際は、事前にしっかりと準備し一般入場開始前に設営を終えることが大切です。

この記事では、販売スペース設営のコツと役立つグッズ、NG事例を解説するため、スムーズにスペース設営を行いたい人はぜひ参考にしてください。

【同人イベント】スペース設営のコツ|NG事例も紹介

【同人イベント】スペース設営の5つのコツ

【同人イベント】スペース設営の5つのコツ

同人イベントに出品者として参加する場合、開場前のスペースの設営が必須です。設営されたスペースの出来栄えによって商品の売上が大きく左右されるため、細部に至るまで気を使い、並べる商品に合ったレイアウトを工夫しなければなりません。

ここでは、商品を手に取ってもらいやすい、販売スペースを設営するコツを5つ解説します。

イベント前に机の大きさを把握しておく

効率よく、かつ見栄えよく販売スペースを設営するためには、どのようなレイアウトにするか事前にシミュレーションしておくことが大切です。そのためには、まずイベントでどのくらいのスペースを割り当てられるか把握しておかなければなりません。

一般的な同人イベントでは、折りたたみ型の会議用机の半分を1スペースと数えて参加サークルに割り当てます。幅90cm×高さ70cm×奥行45cmを目安にするとよいでしょう。ただし、イベント会場によって使用する机が異なるケースがあるため、Webサイトなどで確認することをおすすめします。

値札・ポップを用意する

商品の値札やポップは前日までに用意しておきましょう。値札やポップは離れたところからでも読みやすいように、鮮やかな色・大きくはっきりとした字で書くことがポイントです。メッセージスタンドなどを使用して立てておくと、通りすがりの人や遠くからサークルを流し見している人の目にも留まりやすくなります。

値札やポップには、商品の名前やジャンル・モチーフ・キャラ・カップリング・対象年齢などを明記しましょう。漫画や小説であれば、簡単なあらすじや物語の方向性を記載しておくと手に取ってもらいやすくなります。

また、取扱商品をリストにしたお品書きもあると便利です。目立つところに置いておき、商品名をシールなどで隠せば売り切れ状態を確認する手間が省けます。

見やすく商品を立てて並べる

商品を陳列する際は多少距離があっても見やすいように、表紙を通路側に向けて、立てて並べることが大切です。斜めに立てかけられるカードスタンドやタブレットスタンド、イーゼルなどを利用しましょう。100円ショップなどでも購入できます。

同人誌であれば値札を付けた見本誌用の一冊だけを立てて、後の商品は平積みにすると崩れる心配がありません。ポストカードやクリアファイルなどは、はがきスタンドや飾り棚などが便利です。キーホルダーやバッジなどであれば、ウォールポケットに入れたり、コルクボードや有孔ボードに貼り付けたりしても見やすくなります。

テーブルクロスをこだわる

販売スペースでは、見栄えが大切です。販売スペースにテーブルクロスをかけるだけでも、サークルの印象を上げることができます。ただし、色や柄が派手すぎたり作品の世界観に合わなかったりすると、反対に印象が悪くなる可能性もあるため注意が必要です。

テーブルクロスのサイズは、一般的なサークルスペースをカバーでき、通路側にも垂らせる、幅90cm×高さ130cm程度が目安となります。テーブルクロスは販売スペースの見た目を大きく左右するため、こだわりを持って選びましょう。

商品が少ない場合は装飾で工夫する

サークル活動を始めて日が浅いうちは、十分な商品数がそろわないケースも珍しくありません。陳列できる商品が少ない場合は、装飾を工夫することで販売スペースを豪華にできます。販売スペースを豪華にするためには、テーブルクロスや値札、ポップなどをカラフルにすることがおすすめです。

ポストカードやクリアファイルなどを立てて陳列する場合は、間隔を不揃いにしたり、台を使って高低を付けたりすると動きが出て賑やかさが増します。絵に自信がある場合は、スケッチブックにイラストを描いて飾ってもよいでしょう。

【同人イベント】スペース設営で役立つ4つのグッズ

【同人イベント】スペース設営で役立つ4つのグッズ

下記のアイテムがあると、スペース設営でレイアウトの幅が広がったり、商品の販売時に手間が省けたりするためおすすめです。

〇養生テープ
簡単に剥がせる養生テープは、段ボールのフタを仮止めしたりレイアウトを固定したりする際に使用します。値札などを貼付する際は、柄付きのマスキングテープも便利です。ただし、粘着力が弱いため梱包用には向きません。運搬する段ボールのフタを閉じる場合は、別途ガムテープを使用しましょう。
〇コインケース
販売する商品の値段が1,000円単位ではない場合は、コインケースを使用すると便利です。1種類ずつのケースと数種類をまとめてストックできるケースがあるため、商品の値段設定に合わせて用意しましょう。お金を置いて確認しやすいコイントレーやお札をしまうための封筒もおすすめです。
〇ポスタースタンド
ポスターやイラストを展示する場合は、ポスタースタンドを設置すると見栄えがよくなります。ポスターの大きさに合わせて、床置きタイプと卓上タイプを使い分けるとよいでしょう。
〇ブックスタンド
商品の種類が多い場合は、背表紙を見せて陳列できるブックスタンドもあると便利です。幅の調節ができれば薄いクリアファイルなども曲がりにくく、折りたたみ可能なタイプであれば荷物の搬入出時にかさばりません。

【同人イベント】スペース設営における5つのNG事例

【同人イベント】スペース設営で役立つ4つのグッズ

最後に、スペースを設営する際に避けたほうがよいレイアウトの事例を5つ紹介します。

〇装飾のない販売スペース
同人イベントに参加するサークルの多くは、自分たちの販売スペースをしっかりと装飾します。そのため、何も装飾していないサークルは周囲と比べて貧相に見える上、「やる気がない」「作品への愛が足りない」と見なされかねません。テーブルクロスを敷き値札やポップを付けるなど、最低限の装飾は必要です。
〇商品が分かりにくい販売スペース
一般参加者は事前にある程度の目星を付けてイベントに参加し、大手人気サークルから順にスペースを回ります。限られた時間と予算の中でめぼしいグッズを優先的に購入するため、商品が分かりにくいサークルは認識すらされないことも珍しくありません。反対に、お目当てのジャンルがあると分かれば初見の弱小サークルでも立ち寄ってもらえるため、取扱商品の分かりやすさは大切です。
〇商品が少ない販売スペース
商品が少ないと貧相に感じられやすく、商品自体も凡庸な印象を持たれます。同人誌であれば表紙と裏表紙を並べて陳列すると、2倍のスペースを埋めることが可能です。表紙絵をクリアファイルなどにして商品数を増やすこともできます。自身の作品へ対する思い入れや、サークルの紹介をつづった頒布物を増やす方法もおすすめです。
〇中綴じ本を平積みする販売スペース
紙の中央をホチキスなどで留めた中綴じ本は、開きやすく安価な反面、安定感に欠けるため平積みには向きません。振動で崩れる可能性があるため、表紙が滑りやすい材質の場合は特に注意が必要です。数部ごとに表裏を交互に積む・ブックスタンドを使用するなどの工夫をしましょう。
〇タワー状に設営している販売スペース
立体的な陳列は遠くからでも目を引きやすく、机上のスペース以上にたくさんの商品を並べられることが利点です。しかし、高すぎる陳列は会場内の風や人の動きで倒れる恐れがあり、周りに迷惑をかけかねません。イベントによって制限の有無は異なりますが、卓上から50cmまでが目安となります。

いずれにせよ、同人イベントのスペース設営では、他の人に迷惑をかけないように注意しつつ、作品に対する愛情をアピールすることが大切です。

まとめ

同人イベントで販売スペースを設営する際は、机の大きさに合わせて商品を引き立たせる陳列を心がけましょう。テーブルクロスや装飾にこだわり、商品を見やすく並べるだけで一般参加者から認識されやすく、サークルが与える印象は随分とよくなります。

商品数が少ない場合は、本の表紙やイラストをクリアファイルやカレンダーなどに加工して販売することも可能です。同人イベントでオリジナルグッズの作成を考えている人は、グッズ製作で豊富な実績のある大同至高株式会社に、ぜひご相談ください。

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