【同人イベント】値札の記載内容・作り方・置き方を解説

こんにちは「大同至高」のライターチームです。
同人イベントとは、同人誌即売会とも呼ばれ、同人誌を配布・頒布・販売する集会のことです。「同人」とは、趣味嗜好や考え方が同じ人のことで、同人が共同で執筆、発行する冊子を「同人誌」と呼びます。

同人イベントは、自分の「これが好き」という気持ちや価値観を仲間と分かち合い、同人誌やグッズの出品を通して他者と気持ちを共有する機会と言えます。同人イベントで作品を出品するにあたり、避けて通ることができない準備作業の一つが、頒布物ごとに設置する値札の用意です。

当記事では、同人イベントで自分の作品を販売する際に設置する値札に書く内容や、作り方・置き方について解説します。また、売上拡大につながるオリジナルグッズを作る時のポイントも紹介するため、同人イベントに参加する予定のある人はぜひ参考にしてください。

【同人イベント】値札の記載内容・作り方・置き方を解説

同人イベントで出品する場合は値札が必要

同人イベントで出品する場合は値札が必要

好きな作家の同人誌やグッズを購入するために、同人イベントに参加する人もいますが、会場で偶然出会った作品を「なんとなく良さそう」と感じて購入する人も少なくありません。参加者が会場で偶然出会った作品を購入する場合、値札に書いてある情報を頼りに購入するかどうかを決定することなります。

値札の準備はおざなりになってしまい、イベント当日になって手近にある物で間に合わせるという人もいるかもしれません。しかし、事前に値札を用意しておくことによって、自分の作品を多くの人に届けられる可能性が上がります。

同人イベントで設置する値札に書く内容

同人イベントで設置する値札に書く内容

値札には、作品を買いたいと思っている人に値段を伝える役割があります。また、作品の購入を迷っている人に向けて、作品がどのようなものなのかを紹介する役割も持っています。

同人イベントで設置する値札には、以下の項目を記載しましょう。

●値段

売り物である以上、頒布価格の提示は必須です。

●新刊/既刊情報

本が新刊なのか既刊なのかを明記しましょう。参加者の中には、新刊だけ買いたい人もいれば、買い逃した既刊を購入したい人もいます。

●ページ数

「その本が何ページくらいのボリュームがあるのか」は、本を購入するうえで気になるポイントの一つです。本の仕様を表すためにも、ページ数を記載しましょう。

●カップリング

カップリング名や、キャラクター同士がどのような恋愛関係なのかなどを記載することも重要です。特に複数カップリングを扱っているサークルでは、カップリングを明記しておくことで誤購入を防げます。

●あらすじ

小説同人誌など、表紙を見ただけでは内容の想像がつかない本の場合、あらすじを書いておくと親切です。あらすじを載せることが難しい場合、「シリアス」「ホラー」「ラブコメ」など、作品のジャンルを記載しましょう。

●R18表記

R18の作品を出品する場合は、18歳未満の人が誤って本を購入することを防ぐため、値札に「R18」と表記しておくことが大切です。「全年齢向け」と「成人指定」のどちらも扱っている場合、全年齢向けの本には「全年齢」と記載しましょう。

同人イベントで設置する値札の作り方

値札のデザインは重要です。さまざまの作品が並ぶ中で目を引くことができれば、そのぶん作品が売れやすくなります。ただし、作品を購入したい人が求めている情報が分かりやすく掲示されていなければ、購入につなげることはできません。

同人イベントで設置する値札を作る際は、お洒落なレイアウトの値札ではなく、見やすい値札を作ることを目指しましょう。手描きに自信がある場合を除き、基本的にはパソコンやスマホで作ることをおすすめします。

分かりやすい値札を作るためには、下記のポイントを押さえましょう。

  • 視力が悪い人でも読めるフォントサイズにする
    →特に値段の記載は大きめの字にしましょう。
  • シンプルで文字の邪魔をしないデザインにする
    →背景色と文字色が近すぎると視認性が下がります。
  • 読みやすいフォントにする
    →手書きフォントは避け、ゴシック体や明朝体を選びましょう。

パソコンやスマホで値札を作る時の具体的な手順は、以下の通りです。

(1)デザインを作成する

解像度300dpi程度のキャンバスに、デザインを作成します。

キャンバスのサイズの目安は、名刺サイズ(91mm×55mm)〜ハガキサイズ(100mm×148mm)です。値札立てを使う場合は、値札立ての大きさに合わせます。

デザインは、1種類に絞ると統一感が出ます。一から自作する手間を省きたい場合は、デザインテンプレートを利用しても良いでしょう。

(2)説明・値段を入れる

キャンバスに本のタイトルや内容(あらすじ)、カップリング、値段などを記載します。

値段のフォントは太字にする、フォントサイズは大きめにするなど、見やすくする工夫をしましょう。

(3)印刷する

本の説明や値段を入れたら、紙に印刷します。

用紙にこだわりがなければ、コンビニも印刷しても構いません。印刷用PDFをスマートフォンやUSBに入れて、コンビニに持ち込みましょう。

同人イベントで設置する値札の置き方

値札の置き方には複数の方法があり、置き方によって売上が変わる可能性があります。値札の置き方にもメリットとデメリットがあるため、状況に合った方法を選ぶことが大切です。

ここでは、同人イベントでよくある値札の置き方を3パターン紹介します。

●値札立て・カードスタンドを使う

市販の値札立てやカードスタンドは、値札を立体的に見せることができるため、遠くからでも目立つことがメリットです。

ただし、スタンドの角度が即売会机に対して垂直に近いと、上から見下ろした時に読みにくくなってしまいます。机に近寄って作品を見下ろした場合でも、文字が読めるかどうかを確認しておきましょう。

●見本に貼り付ける

見本の表紙にマスキングテープなどで値札を貼り付ける方法は、どの値札がどの作品のものかが分かりやすいですが、剥がす時に紙が剥がれたり跡や残ったりする可能性があります。

表紙の材質にもよりますが、貼って剥がせるテープを使用して、自分用の本に値札を貼り付ける方法がおすすめです。

●敷き布に固定する

見本に貼り付ける方法だと、表紙が値札で隠れてしまいます。しかし、敷き布(本を並べる布)の上に両面テープなどで値札を固定することで、見本の表紙を隠さずに値札を提示することが可能です。

ただし、敷き布に値札を固定する方法はスペースを取ってしまうため、出品数が多い場合には向きません。また、敷き布と値札の紙をしっかり固定しないと、通路に値札を落とす可能性があるため、注意が必要です。

同人イベントで売上拡大につながるオリジナルグッズ

同人イベントで売上拡大につながるオリジナルグッズ

値札の設置は、同人イベントにおいて売上拡大につながる施策ですが、他にも売上拡大につながる施策が存在します。購入者へ自作キャラクターが入ったクリアファイルなどのオリジナルグッズ・ノベルティをプレゼントすることで、販売促進の効果を得ることが可能です。

グッズ制作を自分一人で行うことは困難です。しかし、業者に依頼することでグッズ制作にかかる手間を省くことができます。グッズの完成度を高めることもできるでしょう。

オリジナルグッズ・ノベルティを作る際は、「大同至高株式会社」をご検討ください。団扇やスマホスタンドなど、自社で企画設計したオリジナルグッズを190点以上用意しています。また、企画から印刷、加工まですべて社内で一貫生産しているため、お客様の細かな要望にも対応可能です。

まとめ

同人イベントで作品を出品するにあたり、値札は売上拡大につながる重要なアイテムです。同人イベントで設置する値札には、値段の他に、ページ数やカップリング、あらすじなどを記載しましょう。

値札を作る時は、デザインではなく見やすさ・読みやすさを考慮して作ることが大切です。また、値札の置き方も工夫することで、より多くの人に作品を手に取ってもらうことができます。

同人イベントにおいて作品の売上を拡大させるためには、オリジナルグッズ・ノベルティを購入者にプレゼントする方法もおすすめです。オリジナルグッズ・ノベルティを制作する際は、ぜひ「大同至高株式会社」をご利用ください。

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