実は奥が深いクリアファイル、ユニークなオリジナル商品も
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
大事な書類をくしゃくしゃにならないように挟んだり、案件ごとに分類したりと、クリアファイルは何かと便利です。販促や宣伝用にオリジナルのクリアファイルを作った経験のある人もいるでしょう。
実は、素材によって柔らかさや透明度、印刷した際の仕上がりに違いがあるほか、ユニークなオリジナル商品もあって実に奥が深いものです。素材や種類、色・デザインなど、あまり知られていなクリアファイルの世界を紹介します。
クリアファイルの素材
まずはクリアファイルの素材について紹介します。クリアファイルの素材の種類は見た目が似ているものも多くありますが、環境にやさしい素材をはじめ、たくさんあります。
一般的なクリアファイル素材のPP(ポリプロピレン)
最も一般的なものがポリプロピレン、通称PPというプラスチックです。燃やしても有害物質のダイオキシンが発生せず、環境に優しく、強度も柔軟性もある素材です。
PPの端材を再利用した再生PP
次に紹介するのは再生PPという素材です。PPを制作するときに出る端材を再利用して作るため、基本的にPPと同じ特徴を持っていますが、PPよりも若干透明度が低くなっています。
透明度が高い高透明PP
続いてPPよりも透明度高い素材に、高透明PPがあります。柔らかさはPPと変わりませんが、透明度が高く、印刷がとてもきれいに仕上がります。中に書類を入れても、白っぽくならず、鮮明に見えます。
高透明PPの端材を使用した再生高透明PP
高透明PPの制作をするときに出た端材を使ったものが、再生高透明PPと呼ばれ、品質や特徴は高透明PPとほぼ同じです。大同至高で再生高透明PPを使用してクリアファイルを作成すると、エコマークを記載することができます。マークがあると消費者に、環境に配慮していることがアピールができるのでおすすめです。
他にも環境にやさしい素材がたくさんあります
回収したペットボトルを使った再生PETという素材は、PPよりも透明度が高く、やや硬めですが、印刷がきれいに仕上がります。他にも、トウモロコシなど植物の成分を使った、生分解性フィルム、バイオマスフィルムという素材があります。土に埋めると微生物によって水と二酸化炭素に分解され、環境に優しいのが特徴で、PPよりやや硬い素材となっています。
クリアファイルの色について
クリアファイルの色については、普通の文房具店でも紫、青、緑、オレンジ、赤など10種類以上の製品が売られています。ネットで検索すると金色や銀色など特殊なものも販売されています。最初から色が付いているものには印刷できませんが、透明のものは印刷することで、好みの色のオリジナルクリアファイルを作ることもできます。
クリアファイルの種類について
次に種類ですが、A6からA3まで幅広いサイズのほか、さまざまなタイプがありますので、いくつか紹介していきます。
バッグ型・封筒型
バッグ型は、手提げ用の穴が付いているもので、縦型と横型があります。バッグとしてイベントなどで資料を入れて参加者にそのまま配布することができ、持ち帰った後に手提げ部分を切り取って、一般的なクリアファイルとして使えるようになっています。また、封筒型は封ができるのりしろ部分がついており、閉じることで封筒として郵送できます。
ダブルポケット型
ダブルポケット型は、見開きで内側にポケットがついているもので、多くの資料が収納できるようになっています。大きさも様々あり、スタンダードなA4サイズ以外にも、左右でA4サイズ用・A5サイズ用と仕分けできるもの、ミラー付きのエチケットケースとして使用できるコンパクトなものなど幅広くあります。
仕切り付き型
仕切り付きは、中に仕切りが1枚から数枚付いているタイプで、数種類の書類を分類して一つのファイルに収納することができます。重なりをうまく利用して、奥行きのあるデザインにできることもこの形の特徴です。手前のポケット形状をオリジナルにしたり、ノートとプリントを一緒に収納して持ち運べるものもあります。
名刺ポケット付き型
名刺ポケット付きは、外面に名刺を入れる小型のポケットが付いたものです。資料を渡す際に自分の名刺を入れて、必要なときに連絡をもらいやすくなるので、営業担当者にぴったりです。名刺ポケットを付ける部分も変更できます。
ミニサイズ型
定番のA4サイズ以外のミニサイズ型は、コレクションアイテムとして集めやすいことからキャラクターグッズとして人気があります。中でもチケットフォルダーは、コンサートやパーティなどのチケットを入れるのにちょうどいいサイズのフォルダーで、小売りグッズとしても人気が高いです。シングルポケットやダブルポケットなどの種類があります。
アイディア豊富なオリジナルクリアファイル
その他、ユニークなオリジナルのクリアファイルもあります。
折りたたみクリアファイル
折りたたみ式は、A4サイズでありながら、畳んでA5のクリアファイルとしても使えます。繰り返し伸ばしたり折ったりができるので、A4に戻して使うこともできます。
書けるファイル
書き込みができるタイプは、クリアファイルの上にペンや鉛筆で絵や文字が書け、消しゴムで消せるというスグレものです。
ペンケース付きクリアファイル
ペンケース付きは、クリアファイルの表面に切り込みがあり、専用のペンケースを差し込んで一体化して使うことができるものです。切り離せば普通のクリアファイル、ペンケースとしてそれぞれ独立して使えます。
パタパタファイル
A4の書類が入るクリアファイルにオリジナル形状の表紙がついたクリアファイルです。デザインに合わせて表紙の形状を変えることで、他にはないオリジナルのグッズに早変わり。表紙はフタの変わりとなる為、書類の落下防止にもなります。
まとめ
その他、コンピュータ用のマウスパッド付き、3D用のメガネ付き、五角形など特殊な形をしたものなど、ユニークなものがたくさんあります。もちろん、特殊な形のものでもオリジナルの写真や文字を印刷することができるので、販促や営業ツールとして幅広く使えます。実際にオリジナルのものを作る際には、素材やタイプ、制作部数によって金額が異なりますので、いくつか見積もりをとって比べてみると良いです。自分の用途や目的に合った、それでいて意外性やオリジナリティのあるものを作りましょう。
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