クリアファイルの重さは仕様で決まる!A4資料の郵送方法も紹介

こんにちは「大同至高」のライターチームです。
クリアファイルは、書類整理に欠かせないアイテムです。ビジネスシーンで使用することも多く、郵送時における書類の折り曲げ防止のためにも活用されます。
しかし、郵送時の切手代は郵送物の重量で決まるため、「クリアファイルの重さはどれくらいだろう」と疑問に思う人もいるでしょう。

当記事では、クリアファイルの重さについて徹底的に解説しています。また、A4サイズの書類を郵送するときの切手代の目安や、クリアファイルを使用した書類の配送方法も紹介します。「投函にあたり切手代の料金不足に注意したい」という人は、ぜひ参考にしてください。

クリアファイルの重さは仕様で決まる!A4資料の郵送方法も紹介

クリアファイルの重さはサイズで決まる

クリアファイルの重さはサイズで決まる

「クリアファイル」と一口に言っても、さまざまなサイズがあり、サイズによってクリアファイルの重さが変わります。

クリアファイルのサイズは、ISOという国際規格の「A判」とJISという日本独自規格の「B判」の2種類があります。
ここからは、各サイズに分けて概要や用途を説明します。

A3

サイズ 概要・使用シーン
430mm×310mm クリアファイルの中では一番大きなサイズ。
賞状やポスター、地図など、折り曲げたくない書類の保管・持ち運びに適している。

A4

サイズ 概要・使用シーン
220mm×310mm もっともオーソドックスなサイズ。
実用性や利便性の高さから、仕事で使う資料・書類入れに向いている。

A5

サイズ 概要・使用シーン
218mm×155mm A4の半分の大きさとなるサイズ。
美術館のグッズやノベルティに使用されることが多く、チケットやメモ、手紙などの収納に適している。

A6

サイズ 概要・使用シーン
110mm×158mm A4の4分の1の大きさとなるサイズ。
チケットやハガキ、ポイントカード、名刺など、小物の紛失防止に活用できる。

B4

サイズ 概要・使用シーン
270mm×375mm A4より少し小さく、見開きのノートほどのサイズ。
折り曲げたくない大きな書類やポスターの保管に向いている。

B5

サイズ 概要・使用シーン
192mm×270mm A4より一回り小さなサイズ。
雑誌やコミック、ノート、ルーズリーフによく用いられる。

B6

サイズ 概要・使用シーン
270mm×375mm ハガキよりも一回り大きなサイズ。
手帳や単行本によく用いられ、手紙やDMの生理に活用できる。

ランドセルサイズ

サイズ 概要・使用シーン
299mm×213mm ランドセルに入れるのにぴったりのサイズ。
A4サイズほど高さがないため、クリアファイルを折り曲げずに済む。

レターサイズ

サイズ 概要・使用シーン
225mm×295mm アメリカで規格化されているサイズ。
アメリカ・カナダ・メキシコで使用されるため、北米向けの紙媒体を郵送する際に便利。

上記以外には、紙の形に合わせた変則サイズや、キャラクターなどの形にするダイカットのクリアファイルも存在します。

クリアファイルに収納する書類や小物の大きさで、適切なクリアファイルのサイズは変わります。クリアファイルのサイズ選びに迷ったときは、上記の表の「概要・使用シーン」を参考にしてください。

クリアファイルの重さは厚さで決まる

クリアファイルの重さはサイズで決まる

クリアファイルの重さは、サイズだけでなく、クリアファイルの厚さによっても変わります。
クリアファイルの厚さは、一般的に「0.2mm」と「0.3mm」の2種類です。

厚さ 概要
0.2mm クリアファイルの標準的な厚み。
書類郵送時の折り曲げ防止や日常使いなど、汎用性は高い。
0.3mm 下敷き程度の厚み。手に持ったときには分厚い印象を受ける。
絶対に折り目をつけたくない大切な書類の保管・配送に向いている。

クリアファイルの製作を外部に依頼する場合、業者によっては0.2mmや0.3mm以外の厚みを指定することが可能です。顧客のニーズに柔軟に対応してくれる業者もあるため、厚みの希望がある際は気兼ねなく相談してみましょう。

また、クリアファイルの重さは、サイズ・厚さだけで決まりません。クリアファイルに使用される素材や印刷方法によっても、クリアファイルの重さは変動します。

  • ◯クリアファイルの素材

    クリアファイルに使用される素材には、PP(ポリプロピレン)・再生PET(ポリエチレンテレフタレート)・LIMEXが挙げられます。
  • ◯クリアファイルの印刷方法

    クリアファイルの印刷方法には、穴をあけたシルクの版にインクを透過させるシルク印刷、熱と圧力で文字や絵柄を転写する箔押し印刷、版につけたインクをパッドに転写して印刷するオフセット印刷があります。

クリアファイルの重さは、サイズ・厚み・素材・印刷方法などの要素で変わることを覚えておきましょう。

A4クリアファイルの重さと郵便料金

A4クリアファイルの重さと郵便料金

一般的なA4クリアファイルの重さは、下記のとおりです。

厚さが0.2mmのA4クリアファイル 約26g
厚さが0.3mmのA4クリアファイル 約43g

A4クリアファイルを郵送する場合、定形外郵便物となります。
下記は、郵便局が定めている定形外郵便物の料金表です。

重さ 規格内の料金/規格外の料金
50g以内 120円/200円
100g以内 140円/220円
150g以内 210円/300円
250g以内 250円/350円
500g以内 390円/510円
1kg以内 580円/710円
2kg以内 ※/1,040円
4kg以内 ※/1,350円

※料金はいずれも税込です。
※1kgを超える重量の郵送物には対応していません。

出典:郵便局「定形郵便物・定形外郵便物の料金

下記は、上記を踏まえてA4クリアファイルを郵送する際の切手代をシミュレーションした結果です。クリアファイルや書類、封筒の重さで、切手代の合計金額は算出されます。
なお、すべて角形2号(約15g)の封筒を使用したとします。

0.2mm厚のクリアファイルに入れたA4用紙1枚

重さ 料金
15g(封筒)+4g(A4用紙1枚)+26g(A4クリアファイル1枚)=45g 120円

0.3mm厚のクリアファイルに入れたA4用紙1枚

重さ 料金
15g(封筒)+4g(A4用紙1枚)+43g(A4クリアファイル1枚)=62g 140円

1枚ずつ0.2mm厚のクリアファイルに入れたA4用紙10枚

重さ 料金
15g(封筒)+40g(A4用紙10枚)+260g(A4クリアファイル10枚)=315g 390円

「郵送物の切手代が気になる」「切手代の料金不足を防ぎたい」というときは、ぜひ上記を参考にしてください。
ただし、上記はあくまでも概算です。クリアファイルの重さなどによって切手代が変動する場合もあるため、実際の料金は郵便窓口などで確認しましょう。

クリアファイルを使った書類の郵送方法

クリアファイルを使えば書類にシワや折り目がつくことを防げますが、郵送の状況によっては書類が折れ曲がる恐れがあります。
履歴書や職務経歴書など、絶対に書類を折り曲げたくない場合は、下記を参考にしてください。

    書類の折り曲げを防止する郵送方法

    • 封筒に厚紙や段ボール紙を同封する
    • 封筒の左下などに赤色の油性ペンなどで「折り曲げ厳禁」と記載する

郵送用・封筒タイプのクリアファイルを活用することも

郵送用・封筒タイプのクリアファイルを活用することも

書類の郵送時は、封筒タイプのクリアファイルを使用することもおすすめです。
A4サイズの書類が折れ曲がる心配がなく、発送後の封筒はA4クリアファイルとして活用できます。
そのほかにも、封筒タイプのクリアファイルには下記のメリットが挙げられます。

  • ◯郵送コストを抑えられる

    郵送物の内容によっては一般的な封筒を使うときよりも重量が軽くなり、郵送費用を抑えることができれば、経費削減にもつながります。
  • ◯繰り返し使える

    耐水性や耐久性に優れた素材を使用しているため、封筒として何度でも再利用できます。また、ミシン目に沿って切り離せばA4クリアファイルとして使えます。
  • ◯会社名などを広告できる

    目立つ場所に会社名や電話番号を印刷すれば、送り先の企業が開封後の封筒をクリアファイルとして使用した場合、会社名を宣伝・広告することができます。

書類の保管に適したクリアファイル、封筒として郵送にも使えるクリアファイルなど、最近はさまざまなクリアファイルが登場しています。
郵送コストの削減や宣伝広告効果が見込める場合もあるため、クリアファイルをうまく活用しましょう。

まとめ

クリアファイルは汎用性が高く、ビジネスやノベルティグッズなど、さまざまな場面で使用されています。用途に合わせて適切なサイズのクリアファイルを選びましょう。

また、クリアファイルの重さは、サイズ・厚さ・素材・印刷方法によって変わります。それぞれの重さから必要な切手代を算出できるため、クリアファイルの郵送時は当記事で紹介した内容を参考にしてください。

「郵送時に書類にシワや折り目がつくことを防ぎたい」という場合は、封筒タイプのクリアファイルがおすすめです。ぜひ検討してみてください。

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