サスティナブルとSDGsの違いとは?会社として取り組むべき理由を解説

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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
昨今、サスティナブルやSDGsなどの言葉が注目を集めています。企業がサスティナブルやSDGsに取り組むとメリットがあるため、詳しく知りたいと思っている人もいるでしょう。

この記事では、サスティナブルやSDGsの意味とともに、注目されている理由や具体例などを解説します。ぜひチェックしてください。

サスティナブルとSDGsの違いとは?会社として取り組むべき理由を解説

サスティナブルとは

サスティナブル(Sustainable)とは、「持続できる」という意味です。「サスティナブル」という言葉を使う場合、一般的には持続可能な社会を示しています。具体的には、何らかの活動をする際に地球環境に配慮し、自然を破壊しないようにする必要があります。同時に、現在の地球環境を維持するための取り組みも行わなければなりません。

地球温暖化をはじめとするさまざまな問題を解決するには、サスティナブルに関する取り組みが必要不可欠です。サスティナブルには、日本だけでなく世界中の国々が注目しています。地球全体の環境を守るためには、すべての国が環境に配慮した活動に取り組むことが重要です。サスティナブルの考え方は、将来にわたって意識し続ける必要があります。

SDGsとは

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標です。「Sustainable Development Goals」を略してSDGsと表現されています。

また、サスティナブルを具体化し、経済、社会、環境の3つの側面から17の目標がまとめられました。自然に対する配慮だけでなく、貧困や飢餓をなくしたり、ジェンダーの平等やよりよい働き方を実現したりするための目標も含まれています。

SDGsが採択される前は、発展途上国のみを対象とするMDGsの目標が定められていました。しかし、SDGsは先進国を含むすべての国が対象です。よって、SDGsはすべての人が意識する必要があります。

サスティナブル・SDGsが注目される理由とは

サスティナブルやSDGsは、なぜ注目を集めているのでしょうか。ここでは、具体的な理由を解説します。

地球環境を守る必要があるため

サスティナブルやSDGsが注目されている理由は、世界の国々が協力して地球環境を保護する必要があるためです。人間の活動により、さまざまな環境問題が発生しています。自然災害や猛暑などの異常気象の増加は、人間にとっても大きな驚異となっています。

地球環境を守るには、1つの国が対策をとるだけでは不十分です。たとえば、地球温暖化の原因であるCO2の排出量の総量を減らすには、すべての国が一定の基準を守る必要があります。

世界的な課題を解決するため

世界には、飢餓、貧困、公害など、共通するさまざまな課題が存在します。これらの課題の中には長年解決できていないものも少なくありません。その場しのぎの対策だけでは、根本的な解決には至らないでしょう。

世界的な課題を解決するには、同じ目標に各国が取り組むことが重要です。すべての人が課題に向き合い、将来を見据えて行動を起こす必要があります。

自社の価値を高めるため

サスティナブルやSDGsは、企業の価値を向上させるうえでも重要です。社会や消費者の価値観の変化などにより、企業は消費者から常にチェックされています。自社の利益だけを優先してビジネスを進めれば、消費者から非難されたり売上の低迷につながったりする可能性が高いからです。企業が生き残るためには、社会や消費者に配慮した活動に力を入れる必要があります。

たとえば、アメリカの株主市場主義をとっていた181の企業も、2019年8月にステークホルダー資本主義へ転換する旨を表明しました。企業が社会や消費者とよい関係を築きながらビジネスを存続させるには、サスティナブルやSDGsの考え方に沿った取り組みを積極的に推進する必要があります。

エシカルについても確認しよう

エシカル(ethical)とは、「倫理的な」という意味です。具体的な法律やルールがなくても、人が守るべき言動があるという考え方です。

サスティナブルやSDGsへ注目が集まるようになってからは、持続可能な社会の実現に関してエシカルという単語が使われるようになりました。たとえば、地球環境、人、社会に配慮されて生産や販売が行われている商品を購入することを「エシカル消費」と呼びます。また、フェアトレードで生産された食品や農薬を使用せずに作られた食品などは、エシカルフードと表現される場合もあります。

サスティナブルやSDGsを実現す方法の1つとして、エシカルの考え方も徐々に広まってきました。

海外ではESGも注目されている

ESGは、「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(ガバナンス)」の頭文字をとった言葉です。企業の持続的な成長を実現するための重要な要素として、海外では特に注目が集まっています。

近年、ESGの観点から投資する企業を見極めるESG投資に多くの人が取り組み始めました。そのため、ESGに対応できない企業に対しては、株主や新しい投資家などが投資をしなくなる可能性があります。ESG投資にはネガティブ・スクリーニングや国際規範スクリーニングなど複数の手法があるため、企業はそれぞれの基準をクリアできるよう対策する必要があります。

サスティナブル・SDGsの具体例

企業のサスティナブル・SDGsの具体例としては、さまざまなものがあります。ここでは、サスティナブル・SDGsの具体例について解説します。

環境に配慮したものを使用する

社内で使用するものや生産する商品について環境に配慮すると、サスティナブルやSDGsにつながります。たとえば、再生紙でできているコピー用紙を選ぶだけでも、環境への配慮につながります。

また、商品の包装を簡易化し、余計な資源を使用しない工夫も効果的です。企業が生産する商品の包装を見直せば、環境への影響を大きく減らせるでしょう。さらに、ストローをプラスチック製から紙製に変更すれば、マイクロプラスチックによる問題の解消にもつなげられます。

ペーパーレス化に取り組む

サスティナブルやSDGsに取り組むうえでは、ペーパーレス化も大きな意味をもちます。社内で使用する紙の使用量を減らせば、自然環境への配慮につながります。

たとえば、書面は可能な限り電子化している企業も増えてきました。紙を使用しない分、紙代のコストも削減できます。クラウドツールを活用すれば、自然環境に配慮しつつ、情報共有の効率化も実現できるでしょう。

電気使用量を抑える

電気の使用量を減らすことも、サスティナブルやSDGsの取り組みの1つです。たとえば、従業員がいないときは、オフィスの電気をこまめに消すようにするだけでも一定の効果を期待できます。パソコンを使用しないときは、スリープモードを活用するのもよいでしょう。些細なことでも、多くの従業員が長期的に取り組むと大きな効果につながります。

自社の商品やサービスを提供するために支障が出ない範囲で、電気の使用量を削減することが大切です。

まとめ

企業が今後ビジネスに取り組むうえでは、サスティナブルやSDGsの観点も重視する必要があります。サスティナブルやSDGsではさまざまな目標が定められているため、自社にとって取り組みやすいものから対応しましょう。

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