企業のエコ活動とは?取り組む理由や事例を紹介
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
世界的に環境問題が注目されている現代で、個人企業問わずエコ活動の取り組みが重視されています。実際にエコ活動に取り組む企業も増えており、企業がエコ活動を行うことで会社の評価が高まったり、PR効果が期待できたりなどのさまざまなメリットを享受できます。
今回はエコ活動が企業にもたらすメリットに触れつつ、大手企業である「ニトリ」「マクドナルド」「スターバックス」「成城石井」の取り組みを紹介します。事例を元に、自社のエコ活動や販促活動を加速させましょう。
企業のエコ活動が進んでいるのはなぜ?
ここでは企業がエコ活動を推進する4つの理由を紹介します。企業規模で環境に配慮した経営や商品開発を行うと自社の価値が高まったり新たな道が拓ける可能性があるでしょう。
企業の評価が高まるから
企業が評価されるポイントは売り上げや商品だけではありません。事業で負荷をかけている場合、環境に配慮したエコ活動を積極的に行っている企業は、自社が行っている事業に責任を持ち、対処していると判断されてイメージアップにつながります。
エコ活動が顧客の商品やサービス利用のきっかけとなるため、エコ活動が商品やサービスの付加価値となるのです。企業イメージが上がることで、転職希望者の増加も見込めて、優秀な人材確保にもつながるでしょう。
PR効果が期待できるから
企業のエコ活動はPR効果が期待できます。社会貢献として、環境問題の改善を積極的に行っている企業は、メディアにも取り上げられやすく、その多くがポジティブなイメージで報じられます。環境に配慮した社会貢献をしている企業に対して消費者は好意的な印象を持ちやすいでしょう。
新たな事業の可能性があるから
企業のエコ活動は販路拡大や新たな事業進出の可能性も秘めています。環境に配慮した取り組みは、日本だけでなく世界でも注目されている取り組みです。エコ活動をきっかけに別業種やさまざまな企業との交流が生まれ、お互いのノウハウを活かして新たな事業に着手できる可能性もあるでしょう。
エコを通して従業員の業務変容を期待できるから
企業のエコ活動は従業員にも良い影響を与えます。自分が所属する企業が社会貢献を積極的に行い、エコの観点から業務のあり方を変えようとする姿を見ると、従業員自身も環境への配慮や自社の活動への意識を高めるきっかけとなります。
なお、企業でエコ活動を推進する場合、異なる部署や部門と協力する必要があります。組織全体で目標達成に向けて行動するため、チームワークが生まれ、従業員モチベーションや従業員満足度へとつながるでしょう。
大手企業に見る実際の取り組み事例
企業のエコ活動推進には複数のメリットがあるとわかりました。しかし、エコ活動は新たなコストや人的リソースを投入する必要があることから、前例がなければ取り組みにくいでしょう。ここからは大手企業が実際に取り組むエコ活動の事例を紹介します。事例から成功のポイントを見出しましょう。
ニトリの場合
ニトリグループはキャッチフレーズである「未来にいいこと。みんなにいいこと。」をもとに、「つくる・はこぶ・つかう」の段階で、環境に配慮したものづくりを行っています。
リサイクル材料や代替素材を使用した商品の製造や店舗で回収した商品利用を行い、限りある資源を守ります。商品を圧縮し、一台のトラックに乗せられる商品の増加を図ることでCO2の削減、接触冷却素材や吸湿発熱素材の商品の普及により、冷暖房によるエネルギー消費量の削減にも成功しました。
使い終わった後のことまで考えて、分別しやすい商品も開発し、処分に困る商品の無料回収も行っています。さまざま方面での取り組みをすることで、よりお客様に安心してお買い物をしていただける工夫がされているのです。
マクドナルドの場合
世界中に展開するマクドナルドにおいてもエコ活動を推進しており、下記の取り組みが見られます。
- プラスチック製だったストロー、カップ、カトラリーを紙・木製に変更
- 全紙製容器とトレイマットを世界的に展開されている制度である「FSC森林認証」の製品のみの使用
- 商品の簡易梱包
- ハッピーセットのおもちゃの回収
- EVバイクの電力にプラスチックのゴミを利用
- コーヒー豆のかすを堆肥に再利用
普段私たちが店舗を利用する際に見られる箇所へエコの取り組みを行っているため、マクドナルドを利用すると個人も取り組みに参加しているといえます。
環境に配慮した取り組みを行いながらも、今まで行っていた提供方法を極力変えない努力が企業から伝わります。
スターバックスの場合
2022年春からスターバックスでは、使い捨てカップ、蓋、カトラリーの削減の施策拡大と新素材への切り替えを行っています。
一部の対象店舗でアイスビバレッジを店内利用される際に、使い捨てカップではなく、樹脂製のグラスでの提供を行っています。
持ち帰り時に発生する使い捨てカップも耐久性があり、繰り返し使える貸出カップでドリンクを提供し、店舗に返却、提携企業に洗浄を行ってもらい再利用する提供を実証実験とともに開始しました。
その他にも蓋をぜす提供する取り組みや100%植物由来のカトラリー提供やステンレスのフォークやナイフの提供も行っています。便利性も重視しつつ、環境問題にも積極的に取り組んでいることが分かります。
成城石井の場合
成城石井では、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献を目指し、さまざまな取り組みを行っています。 ペットボトルのキャップはリサイクル資源として再利用が可能ですが、成城石井の店内や店頭には、ペットボトルのキャップを回収するボックスを店内や店頭に配置し、CO2の削減に努めています。実際に、この取り組みを通して2023年の1年間では、8,001kgのCO2削減に成功しています。
なお、ペットボトルのキャップは回収後に現金化し、「ユニセフ支援ギフト」に充てており、エコ活動だけでなく、貧しい国への支援活動もともに行っています。その他にも、2022年より無線調光システム対応照明器具の設置を開始し、時間帯別に効率よく最適な調光が可能で、電力消費量を従来より約30%の削減に成功しています。
事例からわかるエコと「素材」の変化
ここからは事例からわかるエコ活動の特徴を紹介します。エコ活動はまだ使える資源を再利用し、ゴミの削減や無駄をなくし地球上の資源を大切に扱う取り組みです。そのためには身近なアイテムの素材変更がもっとも取り組みやすいでしょう。
紙ゴミやプラスチックごみ削減が目立つ
大手企業の取り組みからわかるように、プラスチック製品のものを紙製品に変更、紙製品はより環境に配慮したリサイクル可能な紙製品に変更などをして、ゴミの削減を目指しています。
企業は単に製造工程の改善をするだけでなく、行っているエコ活動を顧客に提示することで、顧客の意識向上や行動変容を促し、企業だけでなく顧客も商品の購入がエコ活動となります。その結果、より持続可能な消費社会へとつながるでしょう。
素材の変化はもっとも取り入れやすい企業のエコ活動
エコ活動にも簡単なものから大規模なものまでさまざまです。個人でできるエコ活動は簡単なものが多いですが、その分地道な努力が必要です。
一方で企業のエコ活動は、準備の段階で時間や費用など課題が多いものの活動の規模が大きい分、取り組むことで大きな成果が得られます。商品自体の変更は難しいものの、パッケージや梱包材などの変更は比較的取り組みやすい内容でしょう。
また、パッケージや梱包材は目で見てすぐに変化が分かるものなため、顧客にも活動が伝わりやすいメリットがあります。エコ活動を検討している企業は、パッケージや梱包材の変更から取り入れてみてはいかがでしょうか。
エコな素材を身近に!大同至高のエコグッズを紹介
実際に企業でエコ活動を実施する場合、具体的にどのような活動に取り組めばよいか悩んでしまう方もいるでしょう。
こちらではエコ活動とエコな素材を身近に感じてもらうために、大同至高のエコグッズである「オイシートクリアファイル」「バイオマス10%配合PPクリアファイル」「型抜きうちわ」の3点を紹介します。
オイシートクリアファイル
オイシートクリアファイルは、サトウキビから作られたPLA(生分解性プラスチック)100%のクリアファイルです。 生分解性プラスチックは植物由来の特性から、水と二酸化炭素に分解でき、土に埋めると分解されるため環境に優しい素材として注目されています。
バイオマス100マーク取得済みの100%植物由来であるオイシートクリアファイルは大同至高オリジナルの最新エコクリアファイルです。使用することで環境問題に貢献し、企業イメージのアップにもつながります。
商談で相手企業に資料を渡す際、オイシートクリアファイルを使うと会話のきっかけにもなります。そしてエコ活動をしている企業として認識してもらえて、企業のイメージアップにもつながるでしょう。
バイオマス10%配合PPクリアファイル
バイオマスとは再生可能な植物由来の有機性資源のことをいい、生物の光合成により生成した有機物で太陽エネルギーと生物がある限り持続的に再生が可能な資源です。
バイオマス10%配合PPクリアファイルは、通常のPP(ポリウレタン)に植物由来であるサトウキビなどの樹脂を10%配合した環境に優しいクリアファイルです。見た目や強度も通常のPPで作られたファイルとほぼ同等で、安心して使用できます。バイオマス10%配合PPクリアファイルを社内で使えば、強度も申し分ないうえ従業員のエコ活動への意識向上になるでしょう。
型抜きうちわ
型抜きうちわは従来使用されていたPPから、サトウキビから作られた生分解性プラスチックにも変更可能です。 ターゲットや使用シーンに合わせて選べるので、夏のノベルティ定番商品のうちわをエコな素材で製作できます。そのため、ノベルティにもエコな付加価値をつけられます。
今までティッシュをノベルティに使用していた場合、夏だけ型抜きうちわに変更すると、暑さ対策にも役に立ち、エコ活動を身近に感じてもらえるでしょう。
まとめ
環境問題が注目されている現代だからこそ、個人の活動だけでなく社会全体で環境問題に取り組むことが必要です。中小企業の場合、大手企業のような大規模なことは難しい場合もありますが、社内で使うファイルの見直し、ノベルティの素材の見直しなど小さな取り組みは企業規模を問わず行いやすいでしょう。
エコ活動を上手に取り入れて、ブランドイメージを向上させましょう。
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