会社創立記念のお祝い品は何がよい?喜んでもらえる品物について解説
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
取引先の会社創立記念には、お祝い品を贈ることがビジネスマナーです。しかし、どのようなお祝い品を選べば良いかが分からないケースもあるでしょう。
この記事では、お祝い品を贈る際のマナーや、お祝い品の具体例などを解説します。取引先に送ってはいけないお祝い品や取引先に送るお祝い品の相場、お祝い品を送る際の注意点なども解説しているので、参考にしてください。
会社創立記念のお祝い品を贈るためのマナーとは
会社創立記念のお祝い品を贈る際には、マナーに気をつけなければなりません。ここでは、会社創立記念のお祝い品を贈るためのマナーについて、それぞれ解説します。
創立記念のお祝い品を贈る際のマナー
取引先の創立記念にお祝い品を送る際の主なマナーとして、次のようなことが挙げられます。
- 郵送して渡す場合は、記念日の2~3日前か当日に到着するように手配する
- 創立記念としてパーティが開かれる場合は、パーティ会場にお祝い品を送る
- 祝儀袋は紅白か金銀の蝶結びの水引の物を選ぶ
- 祝儀袋に入れる現金は新札を使う
お祝い品を郵送して送る場合は、お祝い品の到着日時やパーティ会場の荷物を保管できる期間などの確認を怠らないようにしましょう。
また、祝儀袋に入れる現金は新札が望ましいため、銀行や郵便局の窓口に出向いて交換してもらうことをおすすめします。銀行によっては両替機で交換できることもあります。
お祝い品のマナー違反に注意
お祝い品を贈る際に、次のような内容はマナー違反となるため注意が必要です。
- 祝儀袋に旧札を入れる
- スリッパや靴など、踏みつけて使う物を選ぶ
- お茶や櫛など、死を連想させる縁起の悪い物を選ぶ
- ライターや赤い物など、火事や赤字を連想させる物を選ぶ
使い古されたお札や不吉なことや縁起の悪いことを連想させる物は、お祝い品として不適切であり、贈ってしまうとマナー違反になります。
【ケース別】取引先の会社の創立記念でのお祝い品
会社の創立記念でのお祝い品は、ケースによって適切な品物が変わってきます。ここでは、ケース別に適切なお祝い品を解説します。参考にしてください。
重厚感・高級感を重視するケース
取引先が重厚感や高級感を好む社風であれば、お祝い品も合わせて重厚感や高級感を感じられる物を準備すると良いでしょう。例として次のような物が挙げられます。
- 大きい時計
- デザインがよい温度計
- 万年筆
- 名入の洋酒
- 記念の盾
時計や温度計、万年筆などは実用性の観点からも、よく選ばれるお祝い品です。名入りの洋酒や記念の盾なら、より一層重厚感や高級感を演出できるでしょう。
華やかさを重視するケース
会社の創立記念はおめでたい日であるため、パーティなどを行って祝う場合も多いでしょう。そのため、お祝い品は華やかさを重視するのも選択肢の1つです。例として次のような物が挙げられます。
- 胡蝶蘭
- 大きな花束
- プリザーブドフラワー
- 観葉植物
- 名入のケーキ
花は、記念日に送る品として定番であり、胡蝶蘭や大きな花束などは色鮮やかで、見た目が華やかなためおすすめです。また、プリザーブドフラワーや観葉植物なら、その場だけではなく長い期間飾って楽しめるのも利点です。ケーキは、パーティの参加者の多くが楽しめる品であり、名入りの物にすれば見た目も華やかになります。
ただし、生花や食べ物は長期間保管できないため、送る際には準備する期間や到着日時などに注意が必要です。
実用性重視のケース
お祝い品が実用的だと、喜ばれるケースも少なくないでしょう。実用性重視のお祝い品は華やかさに欠ける物が多いため、創立記念に関連したパーティなど、イベントが行われない場合におすすめです。
例として次のような物が挙げられます。
- 空気清浄機
- 加湿器
- デジタル置き時計
- カタログギフト
実用性を重視する以外にも、贈り先の企業で普段使われている物を選ぶとなお良いでしょう。
従業員へお祝い品を届けるケース
企業の規模によっては、多くの従業員に行き渡るようなお祝い品が喜ばれるケースもあります。例として次のような物が挙げられます。
- 万年卓上カレンダー
- 文房具
- 名入れタオル
- 名入れ菓子
カレンダーや文房具、タオルなどは日常的に使いやすい物でもあるため、実用性という観点からも喜ばれやすい物です。また、菓子も個包装で大容量の物を選ぶと多くの従業員に配りやすく、名入れにすると感謝の気持ちを伝えやすいでしょう。
取引先に贈ってはいけないお祝い品
お祝い品にはふさわしくない品物もあります。ここでは、取引先に贈ってはいけないお祝い品について解説します。「お祝い品のマナー違反に注意」でも少し触れていますが、より詳しく紹介するので参考にしてください。
赤字や火事を連想させる物
取引先に贈ってはいけないお祝い品として挙げられるのが、赤字や火事を連想させる物です。具体的には次のような物が、お祝い品として適していないとされています。
- 赤い品物
- ライター
- 灰皿
赤い品物は赤字を連想させるため不適切です。ライターは直接火を扱う物であり、灰皿も火を扱うタバコに関連する物のため贈らない方が良いでしょう。
ただし、取引先のコーポレートカラーが赤であれば、「貴社のコーポレートカラーに合わせて」といった言葉を添えた上で、赤い品物を贈ることは問題ありません。
踏まなくてはならない物
使用する際に踏まなくてはならない物は、相手を見下しているイメージが湧いてしまい、お祝い品には適さないとされています。具体的に次のような物は、お祝い品として適さない物です。
- 靴下
- マット
- 靴
- スリッパ
いずれも履いたり踏みつけたりして使う物であり、相手に悪い印象を与えかねないため、選ばないようにしましょう。
縁起が悪いとされる物
お祝い品に適していない物として、縁起が悪いとされる物が挙げられます。具体的には次のような物が、お祝い品として適していないとされています。
- ハンカチ
- 櫛
- 茶葉
ハンカチは実用性が高くお祝い品に適していそうですが、別れを意味する物であるため、仲を深めて関係を築きたい相手に対して贈るには適していません。また、櫛は「ク」と「シ」が、それぞれ「苦」と「死」を連想させるため縁起が悪いとされる品物です。茶葉も葬式の引き出物として配られることが多いため、お祝いの品には向いていないとされます。
創立記念のお祝い品の相場
企業の創立記念に贈るお祝い品は多種多様ですが、相場は1万円~5万円が一般的です。しかし、取引が長い企業や節目の創立記念など、より特別な記念の際は5万円を超えるお祝い品を贈るケースもあります。
お祝い品を贈る場合は、取引先の規模や創立記念の会場規模・来客数などを考慮して、相場を下回ることがないように注意しましょう。また、値段だけではなく、取引先との関係を深められる、相手から喜ばれるお祝い品を選ぶことも重要です。
取引先にお祝い品を贈る際の注意点
取引先にお祝い品を贈る際の注意点を解説します。ここでは、それぞれの詳細を紹介します。
社名や創立記念日などを間違えない
社名や創立記念日など、重要な項目を間違えないように気をつけてお祝いの品を贈りましょう。社名や創立記念日を間違えた状態で贈るのは相手に対して失礼であり、良好な関係を築くためのお祝い品が逆効果になってしまいます。
郵送によってお祝い品を贈る場合は、社名を間違えていると正しい場所に届きませんし、相手が受け取れなくなるため注意が必要です。また、創立記念日を誤って認識していると、到着が早すぎたり遅すぎたりしてしまう可能性が高いでしょう。
創立年数や行事名なども合わせて、間違いが無いように注意することが大切です。
贈り物を配送する場合は配慮が必要
贈り物の種類や送り先によっては、配送する際に配慮が必要な場合があります。パーティ会場などに花を贈る場合は、届く時間だけではなく設置する手間などを考慮しなければなりません。用意する期間が早すぎると花が枯れてしまうため、適切な準備期間を設定するなどの対応が求められます。
また、ケーキなど保存期間が短い食品を贈る場合も、適切な準備期間と配送時間を計算する必要があります。行事に向けた贈り物が再配達になってしまうと、行事開始に間に合わないため注意しましょう。
添え状と送り状の使い方
添え状と送り状をそれぞれ適切に使い分けることも、お祝い品を贈る際の注意点として挙げられます。添え状は、贈り物に同封する短い手紙のことです。贈る側の気持ちや考えなどを書いて伝えることで、相手を思う気持ちをより一層引き立てて、贈り物の価値を高めるなどの効果が期待できます。
一方、送り状は贈り物を配送する際に、事前に相手にどのような物をどのような目的で贈るかを伝える目的で使われます。送り状は手紙で郵送するのが一般的でしたが、現在はメールや電話で送り状の役割を代用している場合も多いようです。
創立記念のお祝い品は取引先との関係を深めるチャンス
お祝い品を贈られた側は、贈ってくれた側に対しての印象が良くなります。特に、創立記念を祝ってくれる企業は、優良な取引先として認知してもらえる可能性が高まります。そのため、創立記念を通して取引先との関係を深められるように準備を整えることは、経営をより良くしていくためにも重要です。
しかし、お祝い品の選び方次第で心証を悪くするケースもあるため、ビジネスマナーを守って心からお祝い品を選びましょう。
まとめ
会社創立記念のお祝い品を贈るためには、ビジネスマナーを把握し、相手に喜んでもらえるような品物を選びましょう。また、お祝い品は、既存の製品から見繕って選ぶ以外にも、相手に合わせたオリジナルな物を作るのも選択肢の1つです。
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