【企業向け】工場見学のお土産は何がいい?お客様を喜ばせる新提案
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
企業の工場見学ではお土産が重要なポイントです。お客様の年齢層や地域に合った特色あるお土産を工夫することで企業の認知度向上やPRにつながります。今回は、工場見学を通して集客やプランディングにつなげたいと考えている企業向けに、工場見学のお土産を制作するポイントや工場見学を実施する際の注意点を解説します。
【お土産が個性をあらわす】工場見学の事例を紹介
工場見学の満足度を大きく左右するのがお土産です。お土産を工夫することで各企業の個性をアピールし、より幅広いPRにつながります。
ここでは主な食品メーカーの事例をご紹介しつつ、PRにつながる工場見学のポイントを解説します。
ロッテ おかしの学校
ロッテは「ガーナ・チョコレート」や「パイの実」など定番のお菓子で親しまれているお菓子メーカーです。工場見学は埼玉県の浦和工場で実施されています。
工場見学ではオーソドックスな製造ラインが見られたり、ロッテの長い歴史がわかりやすく説明されたりと、幅広い層に楽しめるコンテンツが豊富に用意されています。工場見学は2023年時点でガーナ・チョコレートとパイの実という2つのコースが用意されているため、繰り返し楽しめる点が特徴です。
お土産としてはロッテのお菓子だけでなく、参加者全員の記念写真が工場見学後に渡されるため工場見学を楽しい思い出として長く残せます。
中村屋 中華まんミュージアム
2019年1月に開設された国内初の中華まん専門常設見学施設です。
定番の製造ライン見学だけでなく、映像を通して中村屋の歴史が学べたり熱々の中華まんが試食できたりと、全員の記憶に残るコンテンツが用意されています。館内のショップでは限定グッズが多数販売されている点も特徴的です。
「アンパンマン」で有名な故・やなせたかし氏とゆかりの深い施設で、館内の随所にはやなせたかし氏が描いたキャラクター「アン」と「ニック」が散りばめられており、子供から大人まで親しみやすい雰囲気を演出しています。
キューピー マヨテラス
可愛らしい「キューピーちゃん」で親しまれているマヨネーズメーカー・キューピーが運営している見学施設です。卵やお酢がマヨネーズになるまでの製造過程を順を追って見学できます。
また、市販のマヨネーズの約50万倍もの広さがある「マヨネーズドーム」ではキューピーならではの生産の秘密が解説され、子供から大人まで学習につながるコンテンツが充実しています。さらに、キューピーのマヨネーズにオリジナルブレンドのドレッシングをくわえて自分だけのマヨネーズを試食するコーナーもあり、家族連れやグループで盛り上がれる要素が満載です。
お土産にはおいしいマヨネーズが渡されるほか、館内のショップでは限定グッズが多数販売されており、効果的なPRにつながっています。
工場見学のメリットは3つ
企業側から見た工場見学のメリットは主に以下の3つです。
- ・従業員の主体性向上やプレゼン能力の強化
- ・地域との交流促進
- ・人材の早期確保
こちらでは、それぞれを詳しく解説します。
従業員の主体性向上やプレゼン能力の強化
工場見学の実施にあたっては事前の綿密なプランニングが重要です。基本のコンセプト作りからお土産の選定までチーム一丸となって取り組む必要があるため、従業員の主体性が自然と向上します。ボトムアップ型のプランニングを意識することで、現場のアイディアがより反映されるでしょう。
また、工場見学では参加者に向けたわかりやすい説明が求められるため、プレゼン能力の向上にもつながります。
地域との交流促進
近隣住民との交流を促進する意味でも工場見学は有効です。工場見学を通して近隣だけでなく遠方の人にも商品の魅力をPRできるため、長期的な企業イメージの向上につながります。
より幅広いエリアの地域にPRするためには、Webサイトや広報資料などによる効果的なPRがポイントです。
人材採用
人材の早期確保も工場見学の重要な目的です。最近では工場見学を通して企業へのエントリーを考える学生が増えており、企業の魅力をうまくアピールすることで優秀な人材の早期確保につながります。さらに、工場見学を採用活動の一部として位置づけることで入社後のミスマッチを防止できます。
小学生や中学生など次世代に向けたPRにもつながるでしょう。
工場見学の注意点は3つ
工場見学は企業の効率的なPRや採用活動につながりますが、一方で一定のリスクも伴います。具体的な注意点は以下の3つです。
- ・安全性の確保
- ・情報漏洩の防止
- ・人員の確保
注意点を考慮して企画を進めましょう。
安全性の確保
どの種類の工場でも安全性確保は最重要課題です。特に、子供向けの体験コーナーでは参加者同士のケガのリスクがつきまといます。また、試食コーナーを設けている見学施設では食中毒にも注意が必要です。
プランニングの段階でさまざまな角度からシミュレーションを繰り返し、安全性を高めるプロセスが求められます。
情報漏洩の防止
工場見学では情報漏洩対策も重要です。不特定多数の人に内部を公開するため、重要な企業秘密が漏れてしまうリスクがゼロではありません。
公開する情報の範囲をあらかじめ取り決めたり、施設内のゾーニングを徹底したりすることで機密情報の漏洩を防止できます。特に、製造ラインでは写真撮影の禁止を定めましょう。
人員の確保
工場見学では案内役からプレゼンター、送り出しまで多くの人員が必要です。参加者と直接接するポジションだけでなく、警備として安全性を確保する人員も欠かせません。
製造や商品開発部など複数部門のスケジュールを事前にすり合わせ、それぞれが無理のない範囲で工場見学に対応できる日程を組むプロセスが重要です。
工場見学のお土産はどうしたら良い?おすすめアイテムを紹介
お土産は工場見学の印象を強く左右する大切なポイントです。お土産を通して良いイメージを持ってもらうことで企業PRにもつながります。工場見学のお土産としておすすめできるグッズは以下の通りです。
工場見学でおすすめのお土産は以下の通りです。
- ・文具
- ・クラフトグッズ
- ・カレンダー
- ・オリジナルグッズ
文具
文具は実用性が高く、毎日のように使うため工場見学のお土産としておすすめです。特に、学生や就活生向けの工場見学ではすぐに使えるアイテムとして喜ばれるでしょう。
オリジナルキャラのイメージが強い企業の場合、人気キャラクターをデザインとしてあしらうことでグッズとしての付加価値が高まります。
クラフトグッズ
子供向けの工場見学ではクラフトグッズがおすすめです。自社の製品と関連性の高いアイテムをクラフトグッズとして配布することで、効果的なPRにつながります。
夏休みの工場見学では親子で楽しみながら取り組めるクラフトグッズを配ると宿題のヒントにもなり、印象に残ります。
カレンダー
汎用性の高いお土産としてはカレンダーがおすすめです。毎日目に入るため企業のロゴや商品が自然と印象に残ります。スケジュールを書き込むための文具をセットで配布すると実用性がより高まり、好印象につながるでしょう。
自社ならではの一品もおすすめ!
工場見学の印象を強めるうえでは、オリジナルグッズをお土産として配るのもひとつの方法です。餃子で有名な企業ならオリジナルの餃子を最後に渡したり、餃子にちなんだキャラクターをグッズにさりげなくあしらったりすることでお土産としての付加価値が高まります。「ここでしか受け取れない」というプレミア感の演出がポイントです。
工場見学のお土産を作成する際のポイント3つ
工場見学に最適なお土産は企業の特性やメインターゲットによって異なります。ここでは、お土産を作成する際に意識すべきポイントについて解説します。
対象者の年齢層やニーズにあわせて商品選択
お土産を検討する際はメインターゲットの絞り込みが大切です。小学生と社会人では毎日使うグッズが異なるため、それぞれの層に合わせた商品選択が求められます。また、家族向けの工場見学では親子そろって楽しめるクラフトグッズが喜ばれるでしょう。
工場見学に先だってアンケートを行うことでおおよそのニーズを把握でき、メインターゲットに合わせたお土産を絞り込めます。
自社の強みを生かせる商品
自社の活動と深いつながりを持たせることでお土産の付加価値が高まります。たとえば出版関係の工場なら、一般的に知られている人気キャラクターをあしらった文具やカレンダーがお土産としておすすめです。
また、今後力を入れていきたい商品をグッズ化することで将来性のアピールにもつながります。
実用性が高い商品がおすすめ
お土産はできるだけ実用性の高いアイテムを選ぶのが基本です。どんなにコストをかけてグッズを作ったところで、メインターゲットのニーズに沿っていなければ意味がありません。
ターゲットに喜んで使ってもらえる物、あるいは、楽しみながら使いたくなる物を基準に考えることでニーズに沿ったお土産作りにつながります。
まとめ
工場見学の参加者に渡すお土産は企業PRにつながる重要なポイントです。見学の最後に配るため、好印象を残すことで企業全体の認知度・信頼性向上につながります。
ノベルティをお土産として制作する際にはまずメインターゲットを絞り込み、年齢層や属性に合わせた商品をグッズ化することで印象アップが可能です。また、工場見学をプランニングする際には人員をしっかりと確保し、安全性を最優先することで信頼性向上につながります。次世代の優秀な人材確保につなげる意味でも、継続的な工場見学は有効です。
実用性が高く、自社の強みやオリジナリティが感じられるノベルティを制作して効果的な企業PRにつなげましょう。
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