環境にやさしいって結局何?具体的な取り組みを紹介

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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
温暖化や海洋汚染など、世界にはさまざまな環境問題があります。問題解決のためには、企業の協力が欠かせません。また、ESGやSDGsの考え方が広がったことで、環境にやさしい企業であることは、お客さまへのPRにもなります。

小売業やECサイトを展開する企業のために、主要な環境問題や環境にやさしい取り組みの例などについて紹介します。ビジネスに取り入れやすい取り組みも提案しますので、参考にしてみてください。

環境にやさしいって結局何?具体的な取り組みを紹介-写真

【環境にやさしいを知る前に】環境問題を紹介

【環境にやさしいを知る前に】環境問題を紹介

現在、地球上ではさまざまな環境問題が起きています。環境問題の解決のためには各国政府や環境保護団体などだけでなく、企業や一人ひとりの協力が不可欠です。ここでは主な環境問題とその原因や人々の生活への影響などを押さえておきましょう。

地球温暖化

地球温暖化とは、地球全体の平均気温が上昇することです。地球温暖化は気候変動を引き起こし、異常気象や海面上昇などの原因となります。 地球温暖化の原因は、主に二酸化炭素やメタン、フロンなどの温室効果ガスの増加です。地表の熱を吸収して大気を暖める温室効果ガスは地球環境の維持に欠かせないものですが、増えすぎると地球温暖化につながります。

温室効果ガスの中でも多いのは、石油や石炭などの化石燃料を燃やすと排出される二酸化炭素です。データによると産業活動が活発化した1979年以降、地球の平均気温の上昇幅は特に大きくなっています。

海洋汚染

海洋汚染とは、人間の活動を原因として引き起こされる海の汚染のことです。汚染の原因には一時的なものと慢性的なものがあります。一時的な汚染原因とは、産業廃棄物の海への投棄、タンカーの事故による石油類の流出などです。一方、慢性的な汚染原因として河川を通じて海に流れ込む、工場や家庭から化学物質を含む汚染物質が挙げられます。

海洋汚染は、海の生態系に悪影響を及ぼします。海洋汚染によって魚類が育ちにくくなれば、漁獲量減少につながるでしょう。特に、プラスチックゴミは自然に分解されにくいため、近年大きな問題となっています。

生物の絶滅

毛皮や角などを目的とする乱獲や、人口増加に対応するための都市化や農地化などにより、多くの野生動物が絶滅の危機に瀕しています。絶滅危惧種と呼ばれる種には、クロサイやアフリカゾウ、トラなどのよく知られた動物も含まれます。また、気候変動による地球環境の変化も野生動物を脅かす原因の一つです。

生物多様性は絶妙なバランスで保たれているため、ある種が絶滅することで他の種の生存に大きく影響する可能性があります。各国や国際的な機関、支援団体などが野生動物の保護のために連携しています。

資源の枯渇

石油や天然ガスといった化石燃料や、金・銀・ダイヤモンドなどの鉱物まで、現代社会はさまざまな天然資源を利用して成り立っています。しかし、これらの資源は埋蔵量に限界があることから、いずれ枯渇してしまうことが懸念されています。

そのため、最近注目されているのが「都市鉱山」です。スマホや家電といった電子機器には、さまざまな鉱物が使用されています。廃棄された電子機器に含まれる資源を再利用できれば、資源の枯渇を防ぐことにつながるでしょう。また、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの利用も推進されています。

森林破壊と砂漠化

過度な開発による森林開発や気候変動により、中東やアフリカなどでは砂漠化が進行しています。砂漠化した場所では農作物が育たず牧畜も難しくなるため、食料生産が困難です。その結果、貧困が加速したり難民が増加したりするため、社会全体に悪影響を及ぼすといわれています。砂漠化が懸念される地域には地球全体の人口の約25%にあたる20億人以上が居住しているため影響範囲は大きく、深刻な問題です。

結局、環境にやさしいとは?

結局、環境にやさしいとは?

地球は現在、さまざまな環境問題を抱えています。環境問題解決につながる「環境にやさしい」行動とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。ここでは環境にやさしい行動の例として、すぐに実行できるものを3つ紹介します。

汚染物質の排出を抑制すること

大気汚染や海洋汚染につながる物質を出さないことが、環境にやさしい取り組みです。工場や火力発電所、自動車から排出される有害物質は、大気汚染の原因になります。また、工場の他、日常生活で出たさまさまな有害物質や汚れなどが河川を通じて海に流れ込むと、海洋汚染を引き起こします。

大気汚染や海洋汚染は、生態系に悪影響を及ぼすことがある上、人間の健康にも害を与えるかもしれません。まずは汚染物質をできる限り出さないことが、環境を守ることにつながります。

ゴミを減らすこと

日常的にできる環境にやさしい行動の一つは、ゴミを減らすことです。処分のためにゴミを埋め立てたり焼却したりすると、土壌や大気に有害物質が広がることがあります。ゴミを減らすことは、汚染の原因を減らすことにつながります。

また、そもそもほとんどの商品は作る過程で多くのエネルギーを消費しているため、それらをゴミとして捨てることはエネルギーの無駄遣いと同様です。不要なものを買わないことや、食品ロスを減らすことなどを心がけましょう。

再生可能エネルギーを導入すること

再生エネルギーの導入も環境負荷を減らす方法の一つです。火力や原子力を使う発電所では、エネルギーを作り出す過程で多くの有害物質が排出されます。しかし、現代社会においてエネルギーは企業活動や人々の生活に欠かせないため、使用をやめることはできません。

太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーは、環境にやさしい発電方法です。再生可能エネルギーを導入し、循環のしくみを作ることも環境へのやさしさにつながります。

企業ができる取り組み

企業ができる取り組み

最近では消費者の環境保護への意識が高まったことで、企業にも「環境にやさしい」取り組みが求められるようになりました。また、ESGやSDGsなどの概念にも注目が集まっているため、「環境にやさしい」取り組みは企業のブランディングにもつながります。ここでは企業ができる取り組みの例を3つ紹介します。

ESGを意識した企業活動

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)のそれぞれの頭文字を組み合わせた造語です。環境や社会への責任、従業員や顧客といったステークホルダーとの関係の3点を重視する企業は、長期にわたって成長を続ける可能性が高いとする考え方です。企業の売上や利益だけを見ていた反省から、投資家の間で広まりました。ESGを意識することには、環境にやさしい取り組みにつながるだけでなく、投資家からの評価が高まるメリットもあります。

環境にやさしい企業の取り組みについては下記の記事もご覧ください。

SDGsの項目からヒントを得て実行

SDGsとは、2030年までに持続的でよりよい社会を実現することを目指して2015年に国連サミットで採択された国際的な目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されています。

SDGsの17のゴールには、以下のようなものがあります。

  • クリーンエネルギーを使う
  • 気候変動に対して具体的な対策を取る
  • 海の多様性を守る

自社の事業内容や企業規模などを考慮して取り組みやすいものを選び、実行しましょう。

SDGsについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

従業員各自で取り組めるものから始める

企業としての取り組みに加えて、従業員単位から始められるものも検討しましょう。特に企業規模が大きくない場合は、従業員一人ひとりの活動が大きな意味を持ちます。

以下は従業員各自が取り組みやすいものの例です。

  • クールビズやウォームビズを導入する
  • 使っていない部屋の照明をこまめに消す
  • エレベーターの使用を極力控え、階段を使う
  • オフィスや事業所内のゴミの分別を徹底する

従業員が取り組みやすい活動は、下記の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

大同至高がおすすめしたい!環境×ビジネスの取り組み提案

大同至高がおすすめしたい!環境×ビジネスの取り組み提案

企業が実施する環境にやさしい取り組みは、日々のビジネスに無理なく取り入れられるものであることが大切です。例えば普段使用しているアイテムをエコ素材に変える方法であれば始めやすいのではないでしょうか。ここでは大同至高が小売業やECサイトを運営する企業におすすめする取り組みや製品を紹介します。

商品の梱包材をエコ素材に変える

環境にやさしい取り組みとして、商品の梱包材をエコ素材に変えてみてはいかがでしょうか。日々大量に消費するアイテムだからこそ、環境にやさしい素材へ変更することによる効果は大きいといえます。

大同至高では、以下のようなPLA(ポリ乳酸)を使用した各種の梱包材を取りそろえています。

バイオマス度99%抗菌PLA緩衝材

バイオマス度99% PLA発泡緩衝材-写真
バイオマス度が99%の材料を使った発泡PLAの梱包資材・緩衝材です。カートン内の梱包資材や緩衝材として最適です。発泡倍率により硬さ・厚さの調整が可能なので、お客様の使用用途によってカスタムすることが可能です。

PLA発泡緩衝シート

PLA発泡緩衝シート-写真
PLA発泡シートをスリット加工することで横側に伸縮性を付与した、抗菌素材の梱包資材です。シートの端と端を超音波圧着する事で、円筒状の緩衝材としても使用できます。折り返す事が可能なため、2重のクッション構造にすることも出来ます。

PLAは生物由来の原料で作られるバイオマスプラスチックかつ生分解性もあるため、環境負荷が少ないことが特徴です。詳細については、下記のページもご覧ください。

POPなど販促品をエコ素材に変える

実店舗がある場合は、POPや商品持ち帰り用の袋などをエコ素材に変えることも検討しましょう。大同至高の製品には、原料にサトウキビを100%使用した「店頭POP用PLAシート」があります。家庭用プリンタで印刷できる上、耐久性が高いためラミネート加工が不要で使いやすいと好評です。

店頭POP用PLAシート

店頭POP用PLAシート-写真
サトウキビ100%原料で製造されている、生分解性を有する環境配慮型の店頭POP用シートです。この材料はバイオマスマーク100%を取得しております。耐久性が高いためラミネート加工不要で使用でき、家庭用のプリンタでの印刷が可能です。

また、OPP袋の代替品としてはバイオマス原料を99%配合し、生分解性のある「バイオ99透明袋」がおすすめです。

99%バイオマス「バイオ99透明袋」

バイオマス度99%以上の透明袋「バイオ99」-写真
バイオマス度99%以上の透明袋です。カタログやDM、商品の梱包に使用されるOPP袋の代替品としておすすめです。高い透明度と耐熱性が特徴です。サイズ、のり貼りなどカスタムできるので、商品にあった自由な仕様で作成が可能です。

ノベルティや景品などをエコ素材に変える

ECサイトでも実店舗でもできる新しい取り組みとして、ノベルティや景品をエコ素材に変えることもおすすめです。景品はお客さまへ直接配布するもののため、エコ素材を使用することはPRにもつながります。

環境問題への意識が高まっている現在、環境にやさしい取り組みは企業のイメージアップや顧客のロイヤルティを高めるチャンスです。大同至高では、エコ素材を使用したクリアファイルやグッズの作成を承っています。詳細については、こちらのページをご覧ください。

まとめ

地球環境を守るため、政府や各種団体、個人に加えて企業にも環境にやさしい取り組みが求められています。また、ESGやSDGsの考え方が広がった現在では、環境にやさしい企業であることはブランドイメージアップにもつながります。

環境にやさしい取り組みとして、まずは梱包材や販促品をエコ素材のものに変えることから始めてみてはいかがでしょうか。また、エコ素材のノベルティであれば、お客さまへ直接アピールすることも可能です。ぜひご検討ください。

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