SDGs向けグッズ15選|エコとサステナブルの違いも解説
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
SDGsに世間の関心が集まっています。SDGsを反映させたノベルティグッズを作れば、顧客や消費者により興味を持ってもらいやすいかもしれません。SDGsを意識したノベルティグッズには、どのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、SDGsを意識したグッズをカテゴリに分けて具体的に紹介します。ぜひ、参考にしてください。
企業がSDGsを意識したグッズを作る方法
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略語です。日本語でSDGsを表現すると、「持続可能な開発目標」という意味合いになります。SDGsや関連する用語の詳細については後ほど詳しく解説します。
以下でSDGsを意識した以下のグッズをそれぞれ解説します。ノベルティグッズを作る際の参考にしてください。
- ・リサイクル素材を使ったもの
- ・プラスチックごみの削減につながるもの
- ・エネルギー削減につながるもの
- ・オーガニックコットンを使ったもの
- ・フェアトレードコットンを使ったもの
SDGsを意識したグッズ ①リサイクル素材を使ったもの
リサイクル素材でノベルティグッズを作ることで、資源を有効活用できます。リサイクル素材を使ったグッズを紹介します。
再生プラスチック・再生PETのグッズ
再生プラスチック・再生PETのグッズとは、廃棄予定のプラスチックやペットボトルなどを粉砕・溶解して繊維状に再生し、再利用したものです。再生プラスチック・再生PETからなるノベルティグッズには、バッグ・ドリンクケースなどが挙げられます。廃棄予定のプラスチックやPETをリサイクルすると、石油資源の節約が可能です。
再生コットンのグッズ
再生コットンとは、端切れなど廃棄予定の生地を集めて加工し、布製品として再生したものです。再生コットンのノベルティグッズには、もともと染色されていた色合いを活かせる、染色工程を省けるなどのメリットがあります。グッズの一例には、バッグや巾着などが挙げられます。
再生不織布のグッズ
再生不織布とは、不織布の端切れなどを回収し、新しい生地に再生したものです。再生不織布のバッグの多くは、展示会やイベントなどで、資料や他のノベルティグッズなどを入れる目的で使われています。再生不織布のバッグは印刷しやすく、企業やイベントのロゴを入れるなどデザイン面にこだわれます。
再生紙のグッズ
再生紙のグッズは、古紙をリサイクルした再生紙で作られます。再生紙のグッズにはコンパクトなものが多く、大量に配布したい場合におすすめです。ノベルティグッズを受け取る側としても、コンパクトなものなら気軽に持ち帰れます。再生紙のグッズの一例には、メモ帳・ノート・付箋メモ・紙ペンなどが挙げられます。
リサイクルレザーのグッズ
リサイクルレザーとは、革の端材などを粉砕し、樹脂と混ぜ合わせて加工した合成品です。リサイクルレザーのノベルティグッズは、皮の風合いを活かせるため高級感を持ち合わせています。リサイクルレザーを使ったグッズの一例には、カードケース・ポーチ・マルチトレイなどが挙げられます。
間伐材を使ったグッズ
間伐材とは、木々の成長を促進するために、計画的に間引かれた樹木から採取した木材です。おしゃれで自然のぬくもりを感じさせるところが、間伐材のノベルティグッズの特徴です。
間伐材を使ったグッズはバリエーションが豊富で、スマートフォンスタンド・リングノート・うちわなどが作られています。
リサイクル陶土を使ったグッズ
リサイクル陶土とは、使用済みの陶器を破壊して、成型・焼成して再生したものです。リサイクル陶土を使ったグッズはデザイン性が高く、好きな色に彩色したり、全面プリントやワンポイントを施したり、凹凸や名入れをしたりすることも可能です。リサイクル陶土を使ったグッズには、マグカップや豆皿などが挙げられます。
ライスレジンを使ったグッズ
ライスレジンは、廃棄予定の米を粉砕して作られたバイオマスプラスチック樹脂の1種です。二酸化炭素の排出量と製品のプラスチックの使用量を削減できるため、エコなグッズとして注目を集めています。ライスレジンのグッズの一例には、マグネットやボールペンなどが挙げられます。
SDGsを意識したグッズ ②プラスチックごみの削減につながるもの
廃棄されたプラスチックごみは、海の汚染など深刻な問題を引き起こしています。プラスチックごみの削減につながるグッズを紹介します。
エコバッグ・マイバッグ・SDGsバッグ
エコバッグには、マイバッグやSDGsバッグなどの呼び名があります。エコバッグが使われる目的は、レジ袋の原料となるプラスチックの削減です。繰り返し同じバッグを使用すると、レジ袋の製造量を減らせてSDGsにつながります。
再生プラスチック・再生PETのように、リサイクル素材を使ったエコバッグも登場しています。
マイボトル・マイタンブラー
マイボトル・マイタンブラーを持ち歩いて使うと、ペットボトルやプラスチックのコップなどの削減が可能です。
マイボトル・マイタンブラーは、機能や外観のバリエーションが豊富で、顧客や消費者のニーズにマッチさせやすいと考えられます。例えば、倒れても中身の液体がこぼれにくいもの、サーモステンレスボトル、ハンドル付きのもの、クリアボトルなどが作られています。
カトラリー関連のグッズ
フォークやスプーン、ストローなど、使い捨てカトラリーの削減につながるノベルティグッズもあります。カトラリー関連グッズを長く使ってもらうには、特別感がポイントです。例えば、伝統工芸である若狭塗のお箸に名入れを施しノベルティグッズにすれば、大量配布されるグッズと比べて特別感を持ってもらえるでしょう。
また、軽さや丈夫さが持ち味のバンブーファイバーのように、素材にこだわるとカトラリー関連グッズに機能性を付与できます。
SDGsを意識したグッズ ③エネルギー削減につながるもの
省エネはSDGsにつながる取り組みです。エネルギー削減につながるグッズを解説します。
冷感タオルなど体を冷やすグッズ
冷感機能素材を使用したタオルのように、冷房を使用せずにエネルギーを節約できるグッズは、SDGsにつながります。
冷感グッズは実用的で、花火大会やスポーツ大会などイベント時に配りやすい点が特徴です。タオル以外には、扇子、冷感機能素材を使ったスカーフ・ハンディファン・繰り返し利用できるアイスキューブなども冷感グッズとして挙げられます。
ブランケットなど体をあたためるグッズ
ブランケットやネックウォーマーなどを使うと、暖房を使用せずに済みエネルギーを節約できます。再生PETなど、エコな素材を使用したグッズも見られます。
再生PETが原料というと、ノベルティグッズの質感を懸念する人もいるかもしれません。しかし、再生PETは、PETを粉砕・溶解してから繊維に再生されています。原型を留めておらず、なめらかな手触りに加工されているため、安心して使ってもらえます。
SDGsを意識したグッズ ④オーガニックコットンを使ったもの
オーガニックコットンと一般的なコットンとの違いは、製造工程の違いです。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料に関する基準を守り、地球環境への負荷を抑えて作られたコットンです。
オーガニックコットンとして認められるには、毎年実施される専門機関の審査をクリアしなければなりません。なお、オーガニックコットンのグッズには、バッグやタオルなどが挙げられます。
オーガニックコットンとSDGsの関係
オーガニックコットンは、SDGsの目標の多くに対応します。例えば、栽培過程で化学薬品の使用を抑えることは、SDGsの「目標3.すべての人に健康と福祉を」に対応します。農薬を使わなければ、オーガニックコットンの生産にかかわる農業者の健康を守れるためです。
また、オーガニックコットンの生産に女性を雇用すると、「目標5.ジェンダー平等を実現しよう」に結びつきます。
SDGsを意識したグッズ ⑤フェアトレードコットンを使ったもの
コットンは、国際フェアトレード認証の対象です。国際フェアトレード基準を満たしたグッズには、国際フェアトレード認証ラベルが付与されます。
フェアトレードコットンを使ったグッズの強みは、デザインの自由度が高い点です。フェアトレードコットンのグッズには巾着・バッグ・ポーチなどが挙げられ、企業のロゴを入れられるなどデザイン性に優れています。
フェアトレードとは
SDGsとの親和性が高いフェアトレードとは、生産者・労働者の生活を守るための取り組みです。フェアトレード取引では、生産者・労働者に適正な対価を支払うことで、彼らの生活を守ります。
国際フェアトレード認証の対象は、コットン以外にも、コーヒーやカカオなどの食品から、花や金、スポーツボールまで多種多様です。なお、国際フェアトレード基準は、生産者の対象地域・生産者基準・トレーダー基準・産品基準で構成されています。
SDGsを意識したグッズとは?
ここまでSDGsを意識したグッズを紹介してきました。以下では、企業がSDGsを意識してグッズを作る必要性を解説します。
企業がSDGsを意識する必要性
SDGsを意識したグッズを配ると、SDGsに貢献する企業として世間や取引先からの信頼が高まります。企業のブランドイメージが向上すると、従業員のモチベーションアップや、新しいビジネスモデルが生まれるきっかけに結びつきます。
また、SDGsを意識した取り組みに賛同する人が増えると、ぜひこの企業で働きたいという人が増える効果もあり、採用活動にも有利です。
SDGs・エコ・サステナブルの違い
SDGsは、エコやサステナブルと混同されやすい言葉です。以下では、それぞれの言葉の違いを解説します。
エコとサステナブルの違い
エコとは、環境に配慮する考え方です。一方、サステナブルとは、持続可能な社会を実現するための考え方です。サステナブルは、環境への配慮に限らず、幅広い社会問題の解消を意味しています。
サステナブルとSDGsとの違い
SDGsとは、サステナブルでよりよい世界を目指すための目標です。2015年9月の国連サミットにて、SDGsは国連加盟国193か国により採択されました。SDGsでは、エコに関するものを含め17のゴールを掲げています。政府だけではなく、民間企業にもSDGsに配慮した取り組みが求められています。
詳細は下記の記事をご覧ください。
まとめ
リサイクル素材を使用する、プラスチックごみの削減をサポートするなど、企業は複数の観点からSDGsを意識したグッズを制作できます。SDGsに意識したグッズを通じて、企業のブランドイメージを向上させましょう。
大同至高株式会社は、形状の企画を含む完全オリジナルデザインのノベルティグッズを製作します。国内における社内一貫生産により、高品質の商品を提供します。また、商品サンプルやカタログの請求・見積もり・量産前のインクジェットサンプル製作は無料です。
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