地方の企業におすすめ!ご当地グッズ制作の進め方を紹介
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
地元に根差した企業として、自社PRをするためには、地域の魅力を最大限に引き出したご当地グッズが有効です。一方で、ご当地グッズを制作した経験を持っている社員がほとんどいない点は、どの企業も抱えている課題ではないでしょうか。
ここでは、これから自社PRのためにご当地グッズを活用したい方向けに、ご当地グッズづくりの進め方やメリット・デメリットについて紹介します。
地方でご当地グッズを作る企業や自治体が増えている
コロナ禍が明けて、企業活動や観光が盛んになってきています。多くの観光客を呼び込んだり、新規顧客に向けたPRを積極的に進めたりするうえで、地域性を強調したご当地グッズビジネスは注目を集めています。
たとえば、熊本県のくまモンや船橋市のふなっしーなど、地域の特長を上手に捉え、かつ親近感の湧くようなデザインのゆるキャラが有名です。地方自治体が制作したキャラクターを各地元の企業が官民で連携して配布し、地方創生の動きを見せています。
このように、もっと多くの人に地域の魅力や地元企業のサービス内容を知ってもらうために、ご当地グッズは有効な手段である上に、一度人気になると得られる経済的効果の大きさが魅力です。
地方でご当地グッズを作るメリット
ここからは、地方の企業がオリジナルのご当地グッズを作るメリットについて紹介します。ご当地グッズを活用する最大のメリットは、企業の理念やメッセージを地域性のあるアイテムを通して広範囲に広められることです。知名度の低い地方企業であればあるほど、素晴らしい商品やサービスを生み出していても、発信するツールやコンテンツが少ないため、発信力の強いご当地グッズを効果的に活用することがおすすめです。
なお、大同至高ではオリジナルグッズ制作のメリットを下記の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。
地方の認知度向上
ご当地キャラクターや企業のオリジナルグッズを制作・活用することで、企業が活動する地方の認知度は向上します。地方の認知度が向上すると、より深い情報を知ろうと興味を抱いてもらえ、地方企業のオリジナルグッズやサービス内容にスポットがあたる、といった流れが期待できます。
特に、近年はSNSを使った拡散を利用して認知度向上を目指せるため、PRに必要なコストを低く抑えられる点が特長です。くまモンの成功事例として、著作権フリーにしたことで様々な企業がキャラクターを活用したサービスを積極的に展開したことが挙げられます。結果、爆発的な認知度の向上が進み一大コンテンツにまでのし上がっています。このように、地方や企業のPRにご当地グッズを活用するメリットは年々高まっています。
認知度向上に伴い経済の活性化
地方の認知度が高まったり、認知度の向上に付随して地方企業の存在やサービスが広まったりすることで、地方への観光や話題性を目的に人が集まるようになる点も、ご当地グッズの制作におけるメリットです。
観光客が増えると地方で展開されている商品やサービスを利用する人が増えます。商品やサービスの利用者が増加すると支払われたお金はそのまま地域社会で循環するため、地方経済の活性化に繋がります。地方経済が活性化するとPRに充てられる予算も増えるため、さらに観光客が増えて地方で循環するお金が増え、より地域経済が活性化されるでしょう。
関係者間での関係値向上
ご当地グッズで期待できるメリットはPRや経済面だけにとどまらず、地域社会の関係性にも良い影響を与えてくれる点です。自治体、企業などでグッズ制作(町おこし)のプロジェクトをすすめていく場合、多くの関係者が頻繁に意見をやりとりするため、関係者間での関係値が向上します。
昨今、核家族化が進んだことによって、地域社会における孤立化は大きな社会問題になりました。地域の関係性が希薄になったからこそ生まれた様々な弊害が地域社会に課題とされています。一方で、ご当地グッズの政策を通して、プロジェクトの中で新たな繋がりが生じ、その後のビジネスにつながるきっかけが生まれることで、少しずつ社会課題の解決に向かって下地づくりが進むでしょう。
地方でご当地グッズを作るデメリット
ここからは地方でご当地グッズを制作する上で把握したいデメリットを紹介します。多くの魅力とメリットがあるご当地グッズの制作ですが、制作にかかる期間や運用面の多様性が、初めてご当地グッズを制作しようと考えている企業や自治体のハードルを上げています。
デザインから制作まで関係者が多く時間がかかる
ご当地グッズの制作には多くのメリットがありますが、グッズの制作には自治体の協力が必要不可欠です。自治体を巻き込んでプロジェクトを進める場合、プロジェクトは非常に大規模なものになるため、関係者の増加に伴うデメリットも考慮しなければなりません。
プロジェクトに多くの関係者が参加することで、打ち合わせや合意形成のプロセスが複雑化し、必要な工数が増加します。デザイン、素材の選定、販売戦略の立案など、各担当部署の意見を調整することが求められます。
また、地域社会との連携や地元アーティストとの協力も欠かせません。これらの交渉や調整も時間と労力が追加で必要です。また、制作途中で方針が変更される可能性もあり、計画の変更が発生するかもしれません。場合によっては、完成まで1年以上かかります。
配布方法が豊富なため戦略が必要
自治体を巻き込んだ場合、さまざまな企業と協力したり拡散が容易な反面、リスクが伴います。たとえば、配布方法の煩雑さが挙げられます。配布方法の選択肢が多いため、計画的に配布・販売するためのスケジューリングが欠かせません。ご当地グッズを広めるためには、配布先や方法を選ぶ必要がありますが、地元商店街や観光協会、自治体主催のイベントなど、検討すべきポイントが多岐にわたり、これらを効率良く調整するためには非常に手間と労力がかかります。
さらに、PR戦略の難しさもデメリットに挙げられます。ご当地グッズは地域の特徴や文化を最大限に活かすことがポイントです。一方で、そのポイントを効果的に伝える戦略を構築することは容易ではありません。ターゲット層の特定やPR結果の効果測定など、グッズのデザイン以外にも考えなければならないことが多く、また、地域の特性に合ったPR方法を見つけることも難しい課題です。
【企業向け】地方×自社のグッズ制作がおすすめな理由
ここからは企業向けに「自社商品×地域性」を意識したグッズ制作がおすすめの理由を紹介します。
ご当地グッズをゼロから作ることは難しいかもしれませんが、自社の特長を掛けわせたアイテムを作るメリットがわかれば、積極的に取り組んでみたいと感じるでしょう。
地方に密着企業のアピールが可能
地方で設立した企業はもちろんのこと、全国展開の企業も地方に特化したグッズを制作することで自社をPRできます。地域性の強いオリジナルグッズは、地域住民に対してその地域の愛着や親近感をわかせやすい特長を持っています。
地域性や地域への愛着や親近感をオリジナルグッズを通して感じてもらえれば、展開しているエリアでの支持が得やすくなり、地域密着企業としての地位を確立できるでしょう。
広い層に自社を知ってもらえる
自社のサービス内容のみをPRするのであれば、自社を知ってもらえる対象は商品やサービスに興味を持ってもらえた特定の企業や見込み顧客のみです。
一方で、地域性の高いオリジナルグッズを活用してPRした場合は、ビジネスマンだけでなく子どもからお年寄りまでの幅広い年齢層にも知ってもらう機会が多くなります。そのため、見込み顧客の範囲を広げることにもつながります。
顧客獲得はもちろん採用にもつながる
自社のオリジナルグッズを制作すると企業の認知度とブランドイメージが向上し、顧客獲得の母数を拡大できます。同時に、オリジナルグッズは従業員の帰属意識や企業文化に良い影響を与えます。
また、求職者に対しても企業の知ってもらう機会が増えることで、自社にマッチした人材の確保に繋がります。
グッズ制作の流れを解説
ここからはご当地グッズを制作する流れについて解説します。ご当地グッズのメリットやデメリットをわかった上で制作をはじめようと考えたとしても、具体的な流れがわかっていなければ行動できません。詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
①コンセプトや予算の決定
ご当地グッズの制作にあたって、まずはどのようなアイテムを作りたいのか、また予算はどれくらいかけられるかを事前に決めておきましょう。配布するターゲット層は具体的に定めておくことが重要です。
ご当地グッズは顧客がもらってうれしいアイテムであることが大前提であるため、事前のマーケティングリサーチは重要です。配布する対象を幅広く設定したい場合は、多種類のアイテムを制作することで様々なニーズに対応できますが、多種類のアイテムを制作するとなると予算は膨れます。用意する数量や配布方法を踏まえて検討すると、計画や予算の見直しが発生する確率は減ります。
②業者選定とキャラクター考案
次に業者選定とキャラクターの考案を進めていきましょう。キャラクターのデザインから始める必要がある場合、デザインから相談できる業者であることが必須条件です。その点、大同至高はデザイン作成から相談できるため、お困りごとに柔軟に対応できます。
また、業者によっては製作できるアイテムに得手不得手があります。生活の中で日常づかいできるようなクリアファイルやうちわはご当地グッズとしても人気の高いアイテムです。製作したいアイテムと業者の相性を見分けることが重要です。
③製作開始と配布準備
実際のグッズ制作は業者が担当するため、販促物の配布準備などを進めましょう。来店者や来訪者のお土産として配布するのか、展示会等に出展した際に不特定多数の来場者へ配布するのかだけでも、配布に必要な準備物は大きく変わります。用意した配布物をいつどこで配布するのかを決めた上で、運用方法を協議していきましょう
まとめ
この記事ではご当地グッズを取り入れた自社PRについて、ご当地グッズを活用するメリットやデメリット、活用することで得られる効果や制作の進め方について紹介しました。ご当地グッズの制作には多くの人が関係するため、調整が大変ではあるものの、得られる効果は想定以上のものです。ご当地グッズを活用したPRは、どこの企業や自治体も積極的に取り組んでいるので、今回紹介した内容をぜひ参考にして検討してみてください。
また、ご当地グッズを制作するにあたって、具体的な商品を選定する際には、こちらのURLを確認してみてください。(https://ddsp.jp/product/special/character.html)自社PRにぴったりなアイテムがみつけられます。
他社との類似品を避けて効果の高い販促グッズを制作するなら、デザインも含めた完全オリジナルノベルティの制作が可能な、大同至高株式会社にお任せください。純国産の社内一貫生産で、企業イメージを損なわない安心品質の販促品をお届け致します。商品サンプルやカタログ、お見積、また量産前のインクジェットサンプルのご確認も無料です。
まずは、制作可能なオリジナルグッズの種類などを下記リンクよりご確認ください。
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