オリジナル名刺について
こんにちは「大同至高」のライターチームです。
名刺とは自分の名前などの情報を書いた紙のことで、主にビジネス上の礼儀として自己紹介の時に用いられています。名前以外に書く内容は自分の会社名、部署などの所属名、役職などがあります。以前は電話番号を書くのが主流でしたが、現在ではメールアドレスのみを記載している名刺も珍しくありません。また、SNSのアカウント名など、メール以外の連絡手段を載せることも増えてきました。必ずしも本名だけを書いたものを名刺と呼ぶわけではなく、ニックネームやペンネームであったりと、インターネット上の名前を記載する文化もあります。カラーのものにしたり、写真を載せたりすることも可能となっています。
名刺とは
裏面は白いものが主流でしたが、自分の仕事内容や肩書きを書いたり、自己で発表している本などの商品情報を書く場合もあります。これは自己紹介の一環と見ることもできますが、広告としての側面も大きいものです。チラシよりも小型で、その上名前が書かれたものをいただくという性質上、受け取った人が捨てにくいため、広告としての効果も期待できます。
名刺はテンプレートとして会社ごとにオリジナルのものを作ることが多いですが、もちろん個人で作る場合も多く、特に自営業者であれば個人個人のデザインの違いが大きく表れます。自身で印刷することも可能ですし、専用の印刷用紙も売り出されていますが、デザイン会社や印刷所へ依頼するところが多いのも事実です。オリジナルの工夫点は大変様々あり、小さな一枚の中にこだわることができる点が多い上、ビジネス戦略に関わってくる可能性が高いため、専門家にデザインしてもらおうという会社も自然と多くなっています。
名刺の歴史
起源としては中国がオリジナルだと言われていて、後漢時代にはその役割をするものが既にあったとされています。唐時代の書物にも記されており、このときは竹や木の札に名前を書く、という形で用いられていました。相手が不在だった場合などにこれを刺しておいたことから名前を刺す、という意味で名刺という言葉が生まれたとも言われています。
ヨーロッパで使われ始めたのは16世紀ごろで、18世紀あたりから既に華やかな銅版画などが用いられていたとされます。19世紀ごろには写真入りのものも登場しました。社交界に花を添えるものだったと考えられていて、そのためマナーなども既に存在していました。
アメリカでは現在でも持たない人が多いですが、歴史的には18世紀ごろから存在が確認されています。お金持ちのステータスとしての意味合いが強く、ヨーロッパと同じく社交界におけるものとして発達しました。ビジネスに用いられるようになったのは20世紀に入ってからであるために、今でも深く文化に根付いてはいないのだと考えられています。
日本ではどうだったかと言えば、19世紀ごろ、昔の中国と同じように、不在の家に挟むという形で使われ始めました。幕末や開国の頃になると外国の人たちとの交流に用いられるようになり、今のビジネス用のものに近い使われ方がなされ始めます。明治以降にはさらに盛んに使われ始め、現在ほど主流になったのは1851年以降です。このころは社交界も華やかで、鹿鳴館時代と呼ばれています。形も今のものとほとんど変わらないものになり、マナーも確立されてきました。
オリジナル名刺の作成
名刺となると基本的に自分の名前を入れるのでオリジナルになりますが、会社で既にテンプレートがある場合は大きな変更を加えることは基本的にありません。新しい会社を設立したり、自分だけの名刺を作りたい場合は完全にオリジナルのものを作ることになります。その際はどういったものにするか一から考える必要があります。
まず、以前は見られませんでしたが、現在の名刺は紙以外の材質を使ったものもあるので、材質から選ばなければなりません。新しい素材には例えば透明の素材があります。紙とは違い濡れても滲んだり破れたりしませんし、デザインの自由度もぐんと上がります。色の選択肢も増え、遊び心も持たせやすいと言われています。
フォントも現代では多様化しており、重要度が高くなっています。なぜなら名刺はその性質上見やすさとインパクトを両立させる必要があるものだからです。名前とその他でフォントを分ける場合もありますし、会社名だけオリジナルロゴを用いるというところも多いです。文字の大きさも重要になります。
あとはデザインですが、規定のものから選ぶ場合も多くあります。カラフルなものからシンプルなものまで使用できる名刺用のデザインは様々で、フォントと規定のデザインの組み合わせだけでもオリジナリティーを出すことは容易です。顔写真を入れるかどうかも重要になります。名前だけでは顔と名前が一致しないという場合が多いため、顔写真があると出会いをより印象付けられる可能性があります。ただ、その分文字を縮めたり文字数を減らす必要が出てくる傾向にあるので、自身の表現したい内容によって取捨選択をする必要があるでしょう。
まとめ
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