植物油インキとは?印刷物に利用するメリットも解説

こんにちは「大同至高」のライターチームです。

印刷物を制作する際に、植物油インキを使用する企業が増えています。植物成分を含んだ植物油インキを使用することで環境負荷の低減に貢献でき、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みとして社会から広く認められるでしょう。環境保全活動の一歩として、ぜひ植物油インキの採用を検討してみてください。

当記事では、植物油インキの概要や成り立ちを述べた後、植物油インキマークについて紹介します。また、企業が広報活動やノベルティグッズなどで植物油インキを使うメリットも解説するため、ぜひ参考にしてください。

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1.植物油インキとは?定義や背景を解説

植物油インキとは、再生産可能な植物油を一定量以上含むインキのことで、「ベジタブルオイルインキ」とも呼ばれます。簡単に言うと、一般的な印刷インキに含まれる石油系溶剤のうち、一部を植物油に替えたインキのことです。植物油には、大豆油、亜麻仁油、ヤシ油、パーム油などの植物由来の油や、使用済みの廃食用油をリサイクルした再生油が当てはまります。

下記は、印刷インキ工業連合会による植物油インキの含有量の基準です。

  1. (1)印刷インキ中の植物油含有基準量(重量%)を満たすこと
      ・新聞オフ輪インキ:30%以上
      ・ノンヒートオフ輪インキ(クイックセットインキ):30%以上
      ・枚葉インキ:20%以上(※金、銀、パール、白インキ:10%以上)など
  2. (2)NL規制(ネガティブリスト規制)を守っていること

出典:印刷インキ工業連合会「植物油インキ」

NL規制とは、安全性の高いインキを提供するために、人体や環境に有害な化学物質の使用を禁止するものです。具体的には、発がん性のある物質や、世界各国で禁止されている物質が対象となっており、世界の法令などを受けて毎年見直しが行われています。NL規制はさらなる環境への配慮のため、2021年に植物油インキの条件として加えられました。

現在は、オフセット印刷の大部分が植物油インキ製品に対応しており、新聞やパンフレット、ポスターや名刺など、あらゆる印刷物に植物油インキを使用することが可能です。

なお、植物油インキは環境配慮型インキ(環境対応型インキ)の1つであり、ノンVOCインキやUVインキとともに、人と環境に優しいインキとして知られています。

1-1.大豆油インキから植物油インキへ

大豆油インキ(ソイインキ)は、1970年代のオイルショックを受けて、アメリカで開発されたインキです。大豆油インキは色の伸びがよく高品質で、石油依存の低減が期待できることが評価され、世界的に広まります。日本では1990年代半ばから大豆油インキが普及し始め、当初は植物性原料のインキは大豆由来のものに限られていました。

その後、穀物凶作やバイオ燃料の需要拡大といった事情を汲み、2008年に植物油インキの対象範囲が非食用の植物まで拡大されます。また、植物油が主体の再生油も可能とすることで原料の確保に努め、今では大豆に限らず多様な植物から植物油インキが作られています。

出典:印刷インキ工業連合会「植物油インキ」

出典:一般社団法人日本植物油協会「生活文化を支える印刷インキと植物油」

2.環境に配慮していることをアピールできる「植物油インキマーク」

植物油インキマークとは、植物油を使用しており、かつ印刷インキ工業連合会が定めるNL規制を守った印刷インキや印刷物に表示できるマークです。

植物油インキマークを使用するためには、印刷インキ工業連合会からの認定が必要です。下記に、植物油インキマーク使用までの流れを示します。

  1. (1)印刷インキ工業連合会ホームページから「植物油インキマーク使用許諾契約書」を確認後、登録申し込みメールを送信する
  2. (2)許諾契約書を記入し、郵送する
  3. (3)契約書受領後にユーザー登録が行われ、植物油インキマークの登録番号と印刷に関するデータなどが配信される

一般的には、植物油インキマークの使用許可を得た印刷会社やデザイン会社が、植物油インキの使用を確認した場合、印刷物に植物油インキマークを表記することができます。なお、使用インキがすべて植物油インキではない場合でも、但書きを記載すれば植物油インキマークを使用しても問題ありません。

印刷インキ工業連合会は、首都圏の印刷インキ工業会と関西圏の印刷インキワニス工業会東西によって、1952年に結成された団体です。東西のインキメーカーらが会員となっており、印刷インキ工業の健全な発展に取り組んでいます。

出典:印刷インキ工業連合会「植物油インキ」

大同至高株式会社では、植物油インキマークを使用したオリジナルグッズ・ノベルティの制作が可能です。従来の石油溶剤ベースのインキとは異なる「植物油インキ」や「バイオマスインキ」を取り扱っており、希望に応じてこれらの環境配慮型インキを選択できます。環境型対応インキを使用した印刷物には、それぞれ「植物油インキマーク」や「バイオマスマーク」が表記できるため、環境・SDGsに配慮していることをアピールできます。

3.企業が植物油インキを使うメリット3つ

企業が、従来の石油溶剤ベースのインキではなく、植物油インキを選ぶことにはさまざまなメリットがあります。印刷業者に依頼する場合でも、植物油インキを使えるか否かを判断の基準にすることは、大きな価値があるでしょう。

ここでは、企業が自社の印刷物や、配布するノベルティに植物油インキを用いるメリットについて紹介します。

3-1.環境負荷を下げることに貢献できる

植物油インキは、環境にやさしいインキです。植物油インキの使用による具体的な環境負荷低減の内容を、下記に示します。

・化石燃料の消費を節約できる

化石燃料は枯渇性資源であり、2017年末時点での石油の可採年数は50.2年となっています。再生可能な植物油インキを使用することは資源の節約につながり、化石燃料からの脱却も目指せます。

出典:資源エネルギー庁「第2節 一次エネルギーの動向」

・生分解性がある

植物由来である植物油インクは生分解性に優れており、土や水の中の微生物に分解されやすいことが特徴です。廃棄後に埋め立て処理がされても土に還りやすく、土壌汚染の低減に貢献できます。

・揮発性有機化合物(VOC)の排出がほとんどない

植物油インキは、石油系溶剤に比べて揮発性有機化合物が発生しにくい傾向にあるため、地球温暖化対策に効果的です。また、印刷工程における作業員の健康と安全を守り、労働環境の改善も期待できます。

3-2.植物油インキマークにより環境保護に積極的であることをアピールできる

植物油インキマークにより環境保全活動への取り組みをアピールできると、社会的責任を果たしていることを世間に示せるため、企業の評価が上がります。今や企業のCSR活動による社会貢献は、多くの人が関心を寄せる内容です。植物油インキマークの利用によって、事業の利益追求だけが目的ではないと、世間一般に知らせることができるでしょう。

企業の積極的な環境保全活動が各種メディアの注目を集め、インタビューを受けることも珍しくありません。企業価値の向上のためにも、植物油インキの使用は効果的であると言えるでしょう。

3-3.環境保護のイメージにより社会との関係が良くなる

環境保護に努める企業は、消費者や取引先、投資家から好感を集めます。「この商品のほうが環境にやさしいから」という理由で、植物油インキマークが表示された商品を選ぶ消費者もいるでしょう。また、取引先がサステナビリティに取り組んでいる場合は、植物油インキの採用によって、より信頼関係が深まることが期待できます。

また、植物油インキの使用によって企業イメージが良くなることで、従業員や求職者にポジティブな印象を与えられます。優秀な人材は、企業理念や社会貢献活動にも注目しているため、植物油インキを使用して企業の魅力を高めていきましょう。

まとめ

植物油インキとは、再生産可能な各種植物油を基準量以上含むインキのことです。植物油を使用し、NL規制に準拠したインキや印刷物には、植物油インキマークが表示できます。

企業が植物油インキを使用するとイメージアップにつながる他、顧客や取引先と良好な関係を築けるなどさまざまなメリットがあります。

大同至高株式会社では、環境に配慮したオリジナルグッズ・ノベルティの制作が可能です。植物油インキを使用したオリジナルグッズの制作を考えている人は、ぜひご相談ください。

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