グッズ販売におけるノベルティアイテムの勘定科目は何になる?

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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
企業の認知度向上や製品・サービスの販売促進のためには、宣伝活動が欠かせません。その一環として利用されるのがノベルティアイテムの配布です。

企業やブランドのロゴを入れたり、製品に関連するアイテムを制作したりすることで販売促進効果が期待できます。ノベルティアイテムの制作費は経費として計上が可能ですが、どの勘定科目を利用すればよいか迷う人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ノベルティアイテムの効果や制作の流れを紹介するとともに、経費として計上する際にどの勘定科目を用いればよいか、目的別に解説します。ノベルティアイテムを適切に活用して、企業の利益向上を目指しましょう。

グッズ販売におけるノベルティアイテムの勘定科目は何になる?

グッズ販売におけるノベルティアイテムとは

グッズ販売におけるノベルティアイテムとは

ノベルティアイテムとは、企業が無料で配布するグッズです。企業の製品やサービスの認知を向上させるためにあります。また、製品やサービスを購入した顧客に対してプレゼントするグッズもノベルティの一種です。

販売促進効果を期待して無料配布されるノベルティアイテムは、時代とともにクオリティが高まっています。製品やサービスをアピールするためにより付加価値のあるノベルティアイテムを配布し、販促効果を向上させるのが狙いです。

ノベルティ配布のグッズ販売に対する効果

ノベルティアイテムの配布に期待できる大きな効果は認知向上です。企業やブランドのロゴをノベルティに入れることで、顧客に製品やサービスを知ってもらえるきっかけになると期待できます。

また、ノベルティはブランディングの向上効果もあります。クオリティの高いノベルティや製品・サービスに関連したノベルティを配布すると、イメージアップに繋がるでしょう。

ノベルティ配布は既存顧客のイメージアップだけではなく、新規顧客の獲得にも繋がります。会社説明会やイベント時に配布すると、これまで繋がりのなかった顧客にも知ってもらえるきっかけになります。

オリジナルノベルティグッズを制作する流れ

ノベルティグッズを制作する際は、まず目的やターゲットを決めましょう。たとえば、50代管理職の男性、都内でリモートワークをする20代後半女性など、具体的に人物像を決めておくとどのようなグッズが必要かが見えてきます。

目的やターゲットが決定し、商品のイメージが定まったら具体的なデザイン決めに進みましょう。その後、見積り依頼、データ入稿・発注、製造・納品の流れで制作を進めていきます。

ノベルティアイテムの仕訳に利用できる勘定科目

ノベルティアイテムの仕訳に利用できる勘定科目

企業が制作したノベルティアイテムは経費として計上が可能です。たとえば、製品を購入してくれたお客様への無料サンプル配布、会社説明会で企業を知ってもらうために配布するグッズ、取引先への挨拶回りで配布するアイテムなどがあります。

こちらでは、ノベルティアイテム制作を経費計上する際の勘定科目の種類と仕訳方法を紹介します。

販売促進費として仕訳する

販売促進費とは、企業の製品やサービスの販売数を向上させるためにかけた費用を指します。たとえば、ノベルティアイテムの制作費用や無料配布のサンプル費用、期間を設けたキャンペーン費用などです。製品やサービスを直接宣伝する場合に利用した費用が該当します。

製品購入者に対して配布するメモ帳の制作にかかった費用を12万円とし、現金で支払いした場合の仕訳方法を紹介します。

借方 貸方
販売促進費 120,000 現金 120,000

広告宣伝費として仕訳する

広告宣伝費とは、企業の製品やサービスを既存顧客だけではなく不特定多数の人に知ってもらうための活動にかかった費用を指します。たとえば、インターネット広告、テレビCMの放送、新聞への掲載、カタログ制作費などです。製品やサービスを間接的に宣伝する場合に利用した費用が該当します。

街中で不特定多数の人向けに配布するチラシの制作にかかった費用を15万円とし、企業の普通預金から支払いした場合の仕訳方法を紹介します。

借方 貸方
広告宣伝費 150,000 普通預金 150,000

接待交際費として仕訳する

ノベルティアイテムの制作費は、基本的に接待交際費としては計上できません。接待交際費とは、企業が顧客や取引先などの関係者に対して支払う飲食費や接待費、贈答品代などが該当します。たとえば、取引先に対してお中元やお歳暮を贈ったり、食事に招待したりした際などの費用です。

接待交際費は、販売促進費や広告宣伝費のように製品やサービスの認知向上を目的としていません。そのため、基本的にノベルティアイテムを接待交際費として計上することは少ないでしょう。

ただし、ノベルティアイテムを取引先への贈答品として利用する場合は接待交際費として形状も可能です。たとえば、取引先へ年末の挨拶に出向いた際に渡すタオルを20万円で制作した場合の仕訳方法を紹介します。

借方 貸方
接待交際費 200,000 現金 200,000

ノベルティアイテムの配布シーン別の勘定科目

ノベルティアイテムの配布シーン別の勘定科目

こちらでは、制作したノベルティアイテムの使い道ごとにどの勘定科目を利用すればよいかを紹介します。

ノベルティアイテムを経費として計上する際の勘定科目の選択肢は複数あるため、シーン別に適切な勘定科目を利用できるようにしましょう。

【販売促進費】イベントや展示会の来場者に配布

企業が社外向けに行うイベントや展示会の来場者に向けて配布するノベルティアイテムは販売促進費として計上します。たとえば、新商品のPRとしてBtoB型の展示会に参加する場合を例に挙げて見ていきましょう。商談ブースを設けて説明を行い、参加してくれた顧客に対して商品を体験してもらうとともに関連するノベルティアイテムを配布します。

企業ブースに訪れたターゲットに対して配布を実施し、直接製品やサービスを宣伝するため、ノベルティアイテムは販売促進費として計上可能です。

【販売促進費】商品の購入者に対して特典として配布

商品やサービスを購入してくれた人に対して特典として配布するノベルティアイテムは販売促進費として計上します。たとえば、店舗で企業の製品を購入してくれたお客様に対して、別の新製品の無料サンプルを配布した場合は、特定の人に対してノベルティアイテムを渡すことになるため、販売促進費として計上可能です。

【広告宣伝費】社名入りのノベルティを駅前で無料配布

社名入りのノベルティアイテムを不特定多数の人に無料配布する場合は広告宣伝費として計上します。たとえば、ポケットティッシュに企業やサービスの宣伝を記載した紙を差し込み、駅前で道行く人に無料配布する場合は、不特定多数の人に知ってもらうための活動となり、広告宣伝費として計上可能です。

【接待交際費】お得意先へのあいさつ回りで配布

付き合いの深い顧客へ年始のあいさつ回りを行う際に配布するノベルティアイテムは、接待交際費として計上します。接待交際費は宣伝目的の科目ではありません。そのため、取引先や既存顧客に対する贈答目的でノベルティ配布を渡した場合に計上できます。

販売促進費での計上におすすめのノベルティアイテム

販売促進費での計上におすすめのノベルティアイテム

こちらでは、販売促進費として計上可能なおすすめノベルティアイテムを紹介します。購入者特典やイベント参加者への配布など、ターゲット層がある程度定まっている場合は、目的に合わせたアイテム選びが大切です。

組み立てメガネKENペンスタンド

組み立てメガネKENペンスタンド‐写真

1つ目のおすすめノベルティアイテムは「組み立てメガネKENペンスタンド」です。A4サイズのPPシートから自分で組み立てるため、配布時にはかさばらず持ち帰りもしやすいノベルティといえます。ペンだけではなくメガネ置きにもなります。

のりやハサミを使わず簡単に組み立てられるため、もらった後も活用しやすいでしょう。自宅やオフィスのデスクに置いておけば整理整頓にも役立つため、就職・転職支援の説明会など学生や転職者向けのイベントで配布しやすいアイテムです。

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ミラー付きミニダブルポケットファイル

ミラー付きミニダブルポケットファイル‐写真

コンパクトでミラー付きのダブルポケットクリアファイル。メモやハンカチを入れて半分に折り畳めるため、荷物にならないノベルティアイテムです。

ミニサイズだから、ポーチに入れたりスーツのポケットにしまったりと持ち運びの負担がありません。外回りが多い営業マンが多く参加するイベントや展示会などでの配布がおすすめです。

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組み立て万年カレンダー(上部スライドタイプ)

組み立て万年カレンダー(上部スライドタイプ)‐写真

シート状で保管や配布がしやすい「組み立て万年カレンダー」。かさばらないため、発注数が多くても場所をとりにくいアイテムです。また、荷物にならないため企業外イベントでも配布しやすい特徴があります。

シートをスライドさせて月や日付を調節するため、オールシーズン配布可能なノベルティです。オフィスのデスクで使用しやすいコンパクトサイズのため、オフィスワーカー向けのイベントで重宝されるでしょう。

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広告宣伝費での計上におすすめのノベルティアイテム

広告宣伝費での計上におすすめのノベルティアイテム

広告宣伝費として計上できる、不特定多数の人に受け入れられやすいノベルティアイテムを紹介します。ターゲット層が決まっていないため、汎用性の高いアイテムがおすすめです。

コースター(四角)

コースター(四角)‐写真

日常的に利用しやすい「コースター」は万人受けしやすいノベルティグッズといえます。低コストで大量生産が可能なため、条件を定めず自由に配布したい場合におすすめです。また、デザインのカスタマイズがしやすいため、企業やブランドのロゴを入れたり、メッセージを入れたりと、宣伝方法を柔軟に工夫できます。

不特定多数の人に対して大量に配布する予定であればコースターがおすすめです。

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クリアファイル

クリアファイル‐写真

低コストかつ汎用性の高い「クリアファイル」。プレゼン資料の収納やレシートの整理整頓、授業プリントの保管など業界やターゲットを限定せず利用シーンの幅が広いノベルティです。サイズやデザインを選べる上にかさばらない形のため、不特定多数の人に配布した場合でも受け取ってもらいやすいといえます。

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デオドラントチャーム(単体)

デオドラントチャーム(単体)‐写真

ミニサイズで消臭効果のある「デオドラントチャーム」。コンパクトサイズかつ消臭機能が備わっており実用性もあるため、普段使いしやすいノベルティといえます。おしゃれなデザインを反映させればバッグチャームとしても利用してもらいやすくなると考えられます。

道端で配布されても邪魔にならないため、通行人への配布時にも受け入れられやすいでしょう。

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接待交際費での計上におすすめのノベルティアイテム

接待交際費での計上におすすめのノベルティアイテム

接待交際費として計上できるノベルティアイテムは、取引先への贈答品目的で配布するグッズです。取引先へ配布するノベルティは実用性が高いかつクオリティの高いアイテムがおすすめです。

レターポケット(レギュラータイプ)

レターポケット(レギュラータイプ)‐写真

資料や封筒などを入れてホワイトボードやデスクの横に貼っておける「レターポケット」。マグネット付きかつ製品の上部に開いている穴にフックなどを引っ掛けられるため、オフィスのさまざまな場所に設置可能です。

書類の整理整頓ができるとともにアクセスしやすい場所に設置しておけば多くの人と共有しやすく、実用性の高い製品といえます。取引先のオフィスでも活用してもらいやすいアイテムです。

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マルチケース

マルチケース‐写真

通帳や切手など細かいものの収納に適している「マルチケース」。封筒型のケースで仕切りが付いているため、複数種類ある物の仕分け収納にも便利です。また、シールケースとしても利用できるため、お子さんが集めたシールの保管や整理など自宅に持ち帰っても利用できます。

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絆創膏ケース

絆創膏ケース‐写真

もしもの救急セットとして持ち運びが便利な「絆創膏ケース」。抗菌素材で制作しているため衛生的に医療品を携帯できます。絆創膏をそのまま鞄にしまうとクシャクシャになってしまったり、ホコリやゴミが付着したりと衛生的ではありません。

仕分けスリットのある絆創膏ケースを利用することで整理整頓も可能です。現場や倉庫での作業が多い取引先へのプレゼントとして利用しやすいでしょう。

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まとめ

まとめ

企業の認知度向上や製品の販売促進に役立つノベルティアイテムの制作費は経費として計上可能です。目的やターゲットによって勘定科目が変わるため、経費計上する際はポイントを押さえておきましょう。

制作するノベルティは相手先に合わせた製品選びが大切です。イベントや展示会など目的に合わせた製品選びに迷っている方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。希望に沿ったアイテムをご案内いたします。

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まずは、制作可能なオリジナルグッズの種類などを下記リンクよりご確認ください。

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