ノベルティうちわの印刷サイズはどう選ぶ?デザインや入稿のコツも解説
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
夏のイベントなどのノベルティグッズやオリジナル販促品として、うちわは定番のアイテムです。成果を上げるために、適切な印刷サイズとデザインを選びたいと準備している企業担当者もいるでしょう。
この記事では、うちわの印刷サイズ、うちわの印刷サイズの種類、サイズの選び方、デザインや入稿のポイントなどを解説します。うちわ制作の参考にしてください。
うちわのサイズ・印刷サイズとは?
うちわのサイズとは、すべての部分を含めたサイズです。一方、うちわの「印刷サイズ」とは、柄(持ち手)や枠、扇の部分などを除いた、印刷できる部分のサイズです。
うちわのサイズと印刷サイズを混同してデザインしてしまうと、修正が必要になるケースがあるので注意しましょう。扇の部分などにデザインが入っていれば、印刷を断られたり、縮小印刷によってイメージどおりにならなかったりする場合があります。
うちわの印刷サイズの種類
うちわの印刷サイズは大きく分けて7種類あります。それぞれの印刷サイズと特徴を解説します。
ミドル(ミニ)
ミドル(ミニ)はA5の手帳にすっぽり入り、販促品としては最もコンパクトな種類で女性に好まれるサイズです。例えば、大勢の人が行き交うイベント会場や、繁華街での配布などを想定している場合のノベルティグッズとして適しています。
【ミドル(ミニ)サイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅115mm∼120mm(正円)
- サイズ
- :幅最大120mm×高さ最大185mm
おすすめのミニタイプうちわ
コンパクト(ジュニア)
コンパクト(ジュニア)はA4サイズに相当するサイズのうちわです。子どもや女性が使いやすい大きさですので、このような人に配りたい場合に向きます。また、コンパクトですが、うちわとしての実用面も十分ですので、常に持って歩いてもらえる可能性が高く、現場での宣伝効果が期待できます。
【コンパクト(ジュニア)サイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅192mm×高さ151mm
- サイズ
- :幅180mm×高さ280mm
レギュラー
デザイン面積と実用性のバランスがよいため、最も人気があるうちわです。企業のイベントやお祭りなどあらゆる場所で使われています。
レギュラーは商品ラインアップも豊富ですので、制作業者のテンプレートを利用してノベルティグッズを作りたい場合もおすすめです。
【レギュラーサイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅180mm∼200mm(正円)
- サイズ
- :幅最大200mm×高さ320mm
ジャンボ
ジャンボはアイドルのコンサート会場で使われることが多い、最も大きなサイズのうちわです。通常、枠部分にも紙が貼られるため、ぎりぎりのところまで印刷できます。
このため、インパクトのあるデザインで高い宣伝効果を出したい場合に向いています。ただし、大勢の人に配るのは不向きですので、販促品としてはあまり採用されません。
【ジャンボサイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅295mm×高さ285mm
- サイズ
- :幅295mm×高さ420mm
取っ手付きうちわ(うちわ丸小型)
取っ手付きうちわ(うちわ丸小型)のサイズは、扇部分がなく、丸型で印刷できますので、この特長を生かしたデザインにしたい場合に向いています。
【取っ手付きうちわ(うちわ丸小型)サイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅150mm∼230mm(正円)
- サイズ
- :幅最大230mm×高さ最大350mm
おすすめの取っ手付きうちわ(うちわ丸小型)
型抜きうちわ
丸い穴の部分が持ち手になっていて、すべて厚紙で作られるうちわです。枠や扇の部分がないため丸穴部分を除けばデザインの自由度も高く、また印刷面積も広いですので広告としての訴求力もあります。
【型抜きうちわサイズ表】
- 印刷サイズ
- :幅200mm×高さ200mm(丸穴部分除く)
- サイズ
- :幅200mm×高さ200mm
おすすめの型抜きうちわ
定形外うちわ
定形外うちわとは、扇形やハート形、星形など特殊な形状、サイズのうちわです。一般的にはミニ~ジャンボサイズまでのサイズになりますが、印刷面積は形によってさまざまです。このためデザインの流用はむずかしく、このうちわ専用に作る必要があります。
おすすめの定形外うちわ
おすすめの定形外うちわならココ!
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うちわの印刷サイズの選び方
ノベルティグッズとしてのうちわを選ぶ際は、コストや目立ちやすさ、持ち運びのよさを考慮して選びます。
「コスト」で選ぶ
コストが安いのは、レギュラーまたは取っ手付きうちわです。販促目的で数百本、数千本作る場合は、これらが有力候補になるでしょう。特に「白骨」と呼ばれる着色なしの取っ手にすれば、価格を抑えられます。
「目立ちやすさ」で選ぶ
ノベルティグッズとしての目立ちやすさ、インパクトを優先するなら、印刷サイズが大きいジャンボが向きます。ただし、レギュラーや取っ手付きうちわの印刷サイズでも、テキストやロゴなどを工夫して周囲の人が認知することは十分可能です。
「持ち運びのよさ」で選ぶ
ゴミとして捨てられないために、持ち帰りやすいサイズを検討することも重要です。例えば、ビジネスパーソン向けならA4サイズコンパクトサイズ、女性向けならB5サイズのミドル(ミニ)にするなど顧客目線で考えましょう。
「取っ手の種類」で選ぶ
取っ手の大きさも、様々あり、用途に合わせて検討することも重要です。企業によっては独自の大きさや形をそろえており、オリジナルデザインに合わせたものを選択することも視野に入れると良いでしょう。
取っ手で選ぶならココ!
こちらの大同至高株式会社では、5種類の取っ手を取り扱っておりお客様の要望にそってデザインから作製までフォローします。他にはないオリジナルの取っ手を自社で開発し提供しているので、他と違った取っ手を探している方は必見の特集ページです。
うちわを作る手順
うちわの制作は「印刷サイズ、タイプの決定→デザイン決定→入稿→業者に印刷してもらう」という手順で進めます。
1.うちわの印刷サイズ・タイプを決める
認知度向上やブランディング、販売促進などの目的や制作予算に合わせて、印刷サイズやタイプを決めます。配布場所を具体的にイメージしておくことも大切です。デザインやうちわの形を重視するなら、これらを先に決めてから印刷サイズやタイプを選んでもかまいません。
2.印刷サイズに合わせてデザインを決める
印刷サイズに適したデザインを考えます。全体のレイアウトを決めた後、文字サイズや、色、フォントなどの細部を検討しましょう。実物サイズで印刷してみて、視認性やインパクトを確認しておくことをおすすめします。
3.入稿する
制作業者にデザインを入稿します。入稿データと印刷サイズが合っていないと、文字、写真などがクリアに印刷されないことがあるので注意してください。また、印刷できない場所にデザインが入っていないか再度チェックしておきましょう。具体的な入稿方法は後ほど解説します。
4.うちわに印刷して完成
販促用のうちわの場合は、業者に依頼し、印刷・制作してもらいます。技術力の高い業者に依頼すると、画像の解像度が高く、かつ耐久性が高い「UVオフセット印刷」でうちわを作ってもらえます。
なお、10本程度の小ロットなら、自作用のうちわを購入してプリントアウトしたものを張り付けられますが、販促品のレベルに仕上げるのは困難です。
販促用のうちわをデザインする際のポイント
効果の高い販促用うちわをデザインするにはどうしたらよいのでしょうか。具体策を5つ解説します。
販促用うちわはシンプルが基本
販促用のうちわをデザインする際は、企業名や伝えたいメッセージ(ロゴやテキスト)をシンプルに読みやすくデザインするのが基本です。メッセージを絞り込めば、周囲の人も視認できるサイズに印刷しやすくなります。うちわの特徴は、本人だけでなく周りの人への宣伝効果があることなので、このメリットを生かしましょう。
目的に合わせてうちわのカラーを選ぶ
色が与える心理効果も検討しましょう。例えば、赤色はインパクトが強く人気があるため、割引キャンペーンなどの場合に効果的です。また、青系は涼し気なイメージがあるため、うちわによく使われるカラーです。ほかにもコーポレートカラーやイメージカラーがあれば、その同系色で統一するなど工夫しましょう。
イラスト・キャラクター入りのうちわもおすすめ
親しみやすさや面白みを出すには、イラストやキャラクター入りのうちわも効果的です。もし自社にデザイナーがいないなら、オリジナルデザインの代行を請け負っている業者にデザインを依頼する方法もあります。ラフ画などでイメージを伝えれば、ノベルティグッズとして配布できるレベルまで引き上げてもらえます。
サービス券付きうちわは集客・販促効果が高い
集客、販促効果を重視するなら、サービス券付きのうちわを検討してはいかがでしょうか。例えば、新装開店セールや期間限定キャンペーンなどで、このタイプのうちわがよく用いられます。クーポンナンバーを刷り分けたり、取り外し用のミシン目加工をしたり、スマホ向けのQRコードを印字したりすることも可能です。
うちわの形でインパクトを出す方法もある
デザインでオリジナリティーやインパクトを出しにくいなら、定形外うちわを選ぶ方法もあります。ハート形や星形、扇形など、変わった形のうちわは周囲の人の目を引けます。また、受け取ってもらいやすいのもメリットです。
ただし、定型のうちわより予算は高くなり、入稿の手間も多くなる傾向がありますので、事前に制作業者に問い合わせておくとよいでしょう。
うちわの入稿データの作り方
入稿データを作るには3つの方法があります。自社に合った方法を選びましょう。
イラストレーター・フォトショップで作る
イラストレーターはアドビが提供しているデザイン・レイアウトソフトで、特に線と図形を組み合わせたイラスト作成に向きます。また、フォトショップは同じくアドビが提供する画像編集ソフトで、写真の加工や色の調整などに使われます。
これらのソフトを使うメリットは、入稿データのまま印刷できるため、イメージどおりのうちわを作りやすいことです。
Webデザインメーカー・アプリで作る
Web上で使える専用の入稿ソフトや、スマホ向けアプリを提供している業者もあります。これらを使うメリットは使い方が比較的簡単で費用がかからないことです。ただし、細かなデザインができないため、企業が求めるノベルティグッズの水準を満たせない場合もあります。
業者にイメージを伝える
オリジナル商品の企画に対応している業者にイメージを伝えて、制作業者に作成、編集してもらう方法です。
ラフ画の場合は、業者のデザイナーとコミュニケーションを取りながら、作成を任せることになります。また、Officeなどで作成したデザインは、少し手を入れるか、そのまま入稿データに変換してもらえる場合もあります。ただし、レイアウトや書体などが同じになるとは限りません。
まとめ
うちわは夏のノベルティグッズの定番です。さまざまなサイズのうちわがありますので、目的やデザインに応じて選びましょう。
うちわの制作を依頼するなら、大同至高株式会社にお任せください。純国産の社内一貫生産で御社のデザインを高品質でプリント致します。また、インクジェットサンプル作成も無料ですので、量産前に実物をご確認いただけます。形状の特注や、デザイン依頼にも対応していますので、完全オリジナルノベルティの制作をご検討の際もぜひご相談ください。
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