オリジナルコースターを作ろう
こんにちは「大同至高」のライターチームです。
グラスやコップの下に敷くコースターは、居酒屋やショットバーなどの飲食店で用いられることはもちろん、家庭でも特に夏場は重宝します。市販されている既成品にはさまざまなデザインのものや色々なサイズのものがあります。しかし、飲食店で使うのであれば、ぜひオリジナルで作ることをおすすめします。
オリジナル製作のメリットと基本的な形状
メリットとしては、店名やロゴをデザインに組み込んで顧客へのアピールができることが挙げられます。店で使う以外にも、フライヤーとして配布したり、デザインが気に入った顧客に持ち帰ってもらえたりと宣伝効果は高いです。飲食店のコースターをコレクションしている人もいるほどです。おしゃれな既成品を使うのも良いですが、予算が許す限りは店独自のものを作るといいでしょう。
コースターの形状は、基本的には丸形か角丸形が多くなっています。これはグラスの形状に合わせているためです。ただ、ハートや星型のように自分の好きな形状に作ることも可能です。他にも、犬や猫の顔を形どったものなど、作る際には色々なバリエーションが考えられます。これらは変形コースターと一般的に呼ばれます。
サイズについてはほぼ決まっていて、丸形が直径90ミリ、角丸形が90ミリ四辺です。このサイズがグラスのサイズにちょうどいいためです。最適なサイズを押さえたうえで、作成時には大きめや小さめのサイズを検討するようにしましょう。厚さは素材により異なりますが、0.5ミリから2ミリ程度が多いです。薄すぎると安っぽく見えるうえ、グラスの水滴を吸収できなくなりコースターの意義を失ってしまいます。基本的に厚くなるほど料金も高くなるので注意が必要です。
飲食店であればPP素材が便利でおすすめ
コースターの素材は、厚紙や木製や竹製などたくさんの種類があります。その中でも、飲食店で使うのであればポリプロピレン製がおすすめです。ポリプロピレンとはプラスチック素材の一つで、日常生活で利用している色々な製品に使用されています。一般的にはPP素材と呼ばれます。
コースターに向いている理由として、水をはじくという特徴があげられます。水をはじくため、飲み物や水滴がこぼれたとしても布でさっとふき取るだけできれいになり、丸洗いすることも可能です。飲食店だと何度も使い回す必要があり、手入れに時間もかけられないため、水や汚れに強いPP素材のコースターは重宝します。PPと一口にいっても、種類はさまざまです。例えば、鉛筆で文字を書いて消しゴムで消せるものや、和紙のように高級感のある和紙調のPPもあります。色も透明なものから白色のPPまであり、厚さも一定ではありません。用途に応じて使い分けることが大切です。
他には、PP素材よりもつやがある軟質塩化ビニール樹脂という素材もあります。つやが出る反対面に印刷をすると逆にマットな質感に仕上がるため、高級感を表現したい場合にはおすすめです。デザインはもちろんのことながら、店のイメージにぴったり合うような素材選びも重要です。
印刷方法によって違いが出ることも知っておくと良いでしょう。蓄光印刷と呼ばれる印刷方法だと、暗闇の中で印刷部分が光ります。光を備蓄する特殊なインクで印刷するためです。照明の暗いショットバーなどでは存在感を発揮します。あるいは、クリスマスシーズンなどのイベント時期にも利用できます。
以上のように、コースターといっても形状やサイズ、素材はたくさんあります。これにデザインも組み合わせて店のオリジナルとするわけですが、最も大切なことは使い勝手です。せっかくオリジナルを作るのだからと、見た目を最優先して個性を出したくはなりますが、実用性を損なわないようにうまくバランスをとることが重要です。
業者選びのポイントと注文の流れ
オリジナルコースター製作を依頼する業者選びも重要です。選ぶ際には、豊富な実績があるか、コストと品質のバランスがとれているか、納期や注文数の相談に乗ってくれるかなどを確認します。注文数については、最小ロット数を特に確認しておく必要があります。業者によっては少ないと受け付けていない場合もあるため、製作希望の数量を最初に確認するようにするようにしましょう。会社のサイトに最小ロット数や納期の目安を記載しており、問い合わせフォームを設置して相談に乗ってくれるような業者であれば安心して依頼できます。
さらに、複数の業者から見積もりをとって比較や検討をするのも大切なことです。デザインしたい内容によって、例えば写真を印刷したいような場合だと、UVオフセットという印刷方法をとれる業者がおすすめです。こうすると写真もきれいに印刷できます。
注文の流れとしては、希望する数量や素材などを相談したうえで見積もりをとって価格を確認し、問題なければデザインデータを送って製作開始という流れが一般的です。もし製作環境がなくデザインデータがないようであれば、業者が用意しているテンプレートを使うこともできます。納期は数量や形状など注文内容によって変わるため、注文時にしっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
子ども、学生、女性、男性、シニアといったターゲットに合わせたオリジナルグッズを様々な商品の中からご提案することもできます。オリジナルグッズ、オリジナルクリアファイルを作製するなら、多数の商品ラインアップがあり、オフセット印刷やシルク印刷可能で、実績多数の大同至高株式会社にお任せください。デザイン作成からサポートいたします。