販促物とはどんな効果があるの?イベントごとの選定ポイントを解説
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こんにちは「大同至高」のライターチームです。
販促物とは、商品の販売促進を目的として活用されるアイテムの総称です。販促物には企業認知度の向上や競合との差別化といった効果があり、マーケティングで売上アップを目指すうえで欠かせません。当記事では、販促物の主要な効果と企業イベントごとに必要な販促物の選定ポイントをご紹介します。
なお、販促の意味について詳しく知りたい方は「販促とは?詳しい意味や基本的な知識から効果的な方法まで徹底解説|コラム | 販促・ノベルティなら大同至高株式会社」をぜひ参考にしてください。
販促物をイベントで配布する効果
こちらでは、イベント開催における販促物配布の具体的な効果について解説します。無料配布のノベルティグッズやサンプルは、うまく活用することで企業にとってプラスの効果を生み出します。
自社の認知度向上
イベントでの販促物配布は、自社の認知度を向上させる手段です。イベントでは参加者に対して直接接触できるため、1度に多数の潜在顧客にアプローチできます。
ロゴやブランドカラーをあしらった販促物は視覚的な印象を与えられるため、自社ブランドを記憶に残せるでしょう。また、参加者が販促物を持ち帰り日常生活で使用することで、周りの人たちへ間接的に自社の存在を拡散させられます。
また、イベントで配布される販促物は宣伝ツールとしてだけでなく、参加者との交流のきっかけにもできます。商品説明やサービスの利点を直接伝えることで、優良顧客の育成にもつなげられるでしょう。イベントを通じた販促物の効果的な配布は、認知度向上の戦略として効果的です。
顧客との接点の発生
イベントでの販促物配布は、顧客との新たな接点を生むいい機会にできます。例えば、ポケットティッシュの場合、受け渡しと同時に軽い会話が可能です。もちろん会話を流されることもありますが、興味を持ってくれた方には商機を見いだせるでしょう。
また、ポケットティッシュに限らず実用的なアイテムを用意することで、顧客の関心を引きやすくなります。会話は顧客のニーズや趣味嗜好を聞き出せるチャンスです。ある程度のコミュニケーション能力は求められますが、うまくいけば資料請求や直接の購買につなげられます。
コモディティ化する中での差別化
コモディティ化とは、当初は独自性のあった価値ある商品が、他社の相次ぐ参入により一般化してしまうことです。例えばコンビニコーヒーや牛丼は、登場初期こそ大きな話題を呼びましたが、今では当たり前の存在として生活に浸透しています。
このような現象はマーケティングにおいても言えることで、競合と似た戦略や一般的に広く知られる手法をそのまま用いても、大きな効果は望めず高い費用対効果は望めません。その中で差別化の一環として有効なのが自社独自の販促物です。
オリジナリティあふれるデザインや高品質な素材を使用した販促物は、他社との差別化を明確にし、顧客に特別感を与えられます。特に、企業の理念や価値観を反映したアイテムは顧客に強い印象を与え、自社ブランドを際立たせられるでしょう。
販促物配布に適したイベント
ここからは、販促物の配布に適したイベントを4つご紹介します。それぞれのイベントで効果的とされる販促物も異なるため、イベント内容に応じて適切なアイテムを選定しましょう。
展示会
展示会は、販促物を配布するのに最適なイベントの一つです。展示会には業界関係者や潜在顧客が多く集まり、効率的に自社の商品やサービスをアピールできます。不特定多数の人へアプローチできるため、新規顧客の獲得にも効果的です。
展示会に来場する人は新しい情報や商品に関心を持っている可能性があるため、販促物を受け取る意欲は高いでしょう。展示会での販促物は、単なる特典や記念品ではなく、企業のメッセージや価値を伝える重要なツールです。
例えば、カタログ・パンフレット・サンプルを配布することで、製品やサービスの具体的な情報を提供できます。また、展示会限定の特別なアイテムを用意することで、来場者に特別感を与え、記憶に残る体験を提供可能です。
なお、サンプルやノベルティグッズといった販促物を効果的に配布する方法については「販促物の効果的な配り方は?展示会で役立つアイテムと配布方法を紹介」にて解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
また、大同至高では展示会・説明会・セミナーといったシーンに使えるノベルティグッズについて特集しています。どんなノベルティグッズを配布すればいいのかお悩みの方は、ぜひこちらも参考にしてください。
企業のセミナーや説明会
企業のセミナーや説明会も、販促物を配布するのに適したイベントです。セミナーや説明会の類は、来場者が既に企業または商品に高い関心を持って参加しているため、高い確率で優良顧客の育成や新規顧客の獲得につなげられます。
このとき配布するアイテムは、実用性や配りやすさよりも「自社ブランド」を感じられるものが最適です。例えば、自社のロゴが入ったタオルやボックスティッシュなど、自社であることがはっきり分かるアイテムを選ぶと良いでしょう。
また、ロゴ入りのアイテムはブランドの認知度向上や周囲への拡散にも貢献します。長く使えるものなら、セミナー終了後も販促物を通じて企業との接点が持続できるでしょう。
なお、効果的なセミナーの実施方法については「セミナーや展示会を効果的に実施しよう!おさえたい5つのポイントとノベルティの活用」にて解説しています。こちらもぜひご覧ください。
企業の周年祭
企業の周年祭は、販促物を配布する絶好の機会です。周年祭という華々しいイベントは、既存顧客との関係を深めるのに最適です。配布する販促物は、感謝の気持ちを伝えると同時に、企業のブランド価値を強調するものを選ぶと良いでしょう。
例えば、限定デザインの記念品や周年のロゴが入ったオリジナルグッズが挙げられます。特別感を演出し、参加者の心に強く残る体験を提供できるでしょう。
なお、周年祭にふさわしいアイテムをお探しの方は「法人の周年記念品とは?おすすめアイテムを紹介」もぜひ参考にしてください。
コンサートやライブ
コンサートやライブは、販促物を配布する絶好の機会です。このようなエンターテインメントイベントには、アーティストやアイドル目当てに多くの人々が集まります。イベントの盛り上げに一役買ってくれる販促物を配布することで、自社ブランドが記憶に残りやすくなります。
例えば、屋外ライブならうちわ、屋内なら自社デザインのペットボトル飲料を配布しても良いでしょう。特にイベントのテーマやアーティストに関連したデザインの販促物は、参加者にとって魅力的であり、持ち帰りたくなるアイテムです。
あくまでイベントの主役はアーティストやアイドルですが、コンサートやライブでの販促物配布は、エンターテインメントとマーケティングを融合させた手法として効果的です。
なお、ライブグッズにぴったりのアイテムをお探しの方は「ライブグッズは変わり種が人気?おすすめのグッズや売れるグッズの特徴も解説」もぜひご覧ください。
販促物を作るときのポイントは4つ
ここからは、自社のイベント内容に合った販促物を製作・販売する際のポイントを4つ解説します。無料配布する販促物は、以下の点に注意して作成しましょう。
ターゲットは詳細に決める
販促物を製作する際には、ターゲットを詳細に決めることが重要です。誰に向けて配布するのかを明確にすると、選ぶアイテムやデザインの詳細が見えてきます。
例えば、若年層をターゲットにする場合は、トレンドを取り入れたデザインや実用性のあるアイテムが好まれます。ビジネス層や主婦層をターゲットにする場合は、高品質で実用的なアイテムが好まれるでしょう。
ターゲットのニーズや期待に応える販促物を製作することで、自社ブランドの好感度や認知度を効果的に向上できます。
販促物配布の目標を定める
販促物を配布する際には、明確な目標を定めることが重要です。例えば「配布後から1カ月間以内の顧客増加率が1%を超える」「イベント終了時点の資料請求数が100を超える」など、配布そのものではなく、配布を通じて得られる効果を目標にしましょう。
目標を設定することで、どのような販促物を配布すべきか、購買につながるまでの道のりが遠くないかなど、詳細な設定ができます。
予算を定めて製作する
販促物を製作する際には、予算をしっかりと定めることが重要です。イベント終了後に販促物が大量に余らないよう、来場者予想に基づいて適切な生産を行いましょう。
予算を決める際には、製作コストだけでなく、デザイン費・印刷費・梱包費・人件費といった関連コストも考慮する必要があります。
予算内で最大限の効果を得るために、優先順位をつけて資金を配分することも重要です。例えば、高価なアイテムを少量製作するよりも、手頃な価格のアイテムを大量に製作して多くの人に配布するほうが効果的な場合もあります。
また、コストパフォーマンスを最大化するために、製作業者との交渉や比較検討も欠かせません。複数の業者から見積もりを取り、品質とコストのバランスを見極めることが求められます。
配布後は振り返りや改善を行う
販促物は配布すれば終わりではなく、配布前と配布後で来店数や売上にどのような変化があるか測定し、効果を検証しなければなりません。また、配布時の顧客のリアクションや配布率といったイベント自体の効果も検証し、次回のイベント開催に活かしましょう。
【初めての販促物】おすすめアイテムをご提案
ここからは、初めて販促物を作る方におすすめのアイテムを3選ご紹介します。イベント開催で費用対効果の高い販促物を作るには、以下のアイテムを参考にしてください。
3WAYファイルバッグ
こちらの3WAYファイルバッグは、手提げバッグ・封筒・クリアファイルの3通りの使い方ができるアイテムです。A4サイズのためデザインの自由度が高く、自社のロゴから商品広告まで、幅広い用途で使えます。また、要望に合わせて形状の変更も可能です。実用性が高い分、顧客に受け取ってもらえる確率も高いでしょう。
箔押しファイル
こちらの箔押しファイルは、高い鏡面性と高級感のある箔押しが特徴のアイテムです。サイズは書類が入れられるA4サイズが一般的で、相談に応じてオリジナルの形状に変更できます。ファイルの一部だけでなく全面の箔押しにも対応できるため、プレミア感を演出するのに効果的です。
レプリカチケット
こちらのレプリカチケットは、箔押しや厚盛ニス印刷といった印刷が可能なアイテムです。小ロット生産に対応しており(箔押しや厚盛りニスは小ロット対応不可)、推し活のコレクション要素や参加特典として使えます。イベントの参加チケットに使うのも良いでしょう。近年はデジタルチケットが増えているものの、形に残るタイプのチケットは高い訴求力を発揮します。
なお、推し活グッズについては下記のコラムもあわせてご覧ください。
まとめ
販促物は企業が開催するイベントの成功を左右する重要なアイテムです。イベントの種類や自社の業態によって最適な販促物は異なるため、顧客や実施場所といった情報を整理・分析したうえで、選定しましょう。販促物は、自社商品の売上アップにつながるポテンシャルを秘めています。
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